「出雲そば」について
こんばんは。
今日はひなまつりですね~。
しかし、松江は今日、雪がちらつきました。
そんな感じなので、
島根県は年中行事は大体、旧暦でお祝いすることが多いです。
小さいころ、お雛さまも4月に飾っていたなぁ…。
最近、巷でも旧暦を見直す動きが広まっているようですね。
さてさて、新企画
【奥出雲食房】の営業所のある島根県松江市を中心に、
「出雲そば」のお店の食べ歩きレポートをしていきます.
まず第一弾は出雲そばに関する知識をおさらい♪
出雲そばとは、出雲地方に江戸時代から続く独特のそばの文化。
甘皮まで挽き込んだ引きぐるみのお蕎麦=つまり全粒のおそばです。
メジャーな「さらしな」=白いお蕎麦より、コクがあって、野趣あふれるお味。
マクロビオティック的にも精白したものより、全粒のもののほうが、BETTERですね。
割子(三段重ねの割子に入ったおそば)や釜揚げそばなどの独特な食べ方をするのも特徴です。
☆割子そば
割子という小形の木製椀にそばを盛り、これを何個か積み重ねます。
☆釜揚げそば
ややかためで引き上げためんを、あらかじめ温めておいた器に入れ、その上に熱いそば湯をかけます。これに薬味をたっぷりのせてつゆを直接かけて頂きます。
私はこっちが好き☆おいしいですよ~。
出雲そば、というと出雲地方全体のそば、出雲市が本場?と思われるかも
しれませんが、実は、出雲地方では松江が一番そば屋さんが多く、
味を競い合っているためにレベルも高いのだそう。
そんな松江市では最近郊外の減反田を利用したそば栽培が行われていて、幕末に松江藩の家老の命を救った玄丹(げんたん)お加代という女傑にあやかって、「玄丹そば」という名がつけられています。
生産農家、そば職人、製粉会社、商工会議所、松江市などが「松江ならではの出雲そばを作りたい」と始めた試みだそうです☆
松江の出雲そばについては、松江市観光ホームページ内
「知られざる出雲そば」 が詳しいですよ。
=Sonoko=
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