小豆を食べる
日本には、昔から毎月1日(お月さま完全お隠れの新月)と15日(お月さま丸見えの満月)を祝って、小豆飯を炊いて食べる風習がありました。
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小豆は、縄文時代の遺跡から多く発見されています。
また、古事記(712年)や日本書紀(720年)では、殺された神から産まれた五穀(稲、粟、小豆、麦、大豆)の物語があり、小豆はその五穀の一つです。
田舎の荒廃地や河原脇などの高さのある草地で、他の植物にからみついているヤブツルアズキ(左)が、日本の小豆の祖先種で、改良されて今の小豆(右)の姿があります。
ヤブツルアズキは、色が黒く小豆の半分以下の大きさです。
炊いてみると、色は小豆色にかわり、味は小豆の味そのものです。
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小豆は、腎臓の機能アップに とても良い食材です。
腎臓の働きを強くし、体内に溜った毒素の排泄をしてくれることを、私たちのご先祖様たちは日々の生活を重ねていく中で知っていったのでしょう。
玄米赤飯(小豆入り玄米ご飯)には、ごま塩をかけて、しっかりとよく噛んで食べましょう。
噛めば噛むほど 唾液の分泌も多くなり、消化吸収がアップします。
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それでは、玄米の赤飯を炊いてみましょう!!
【材 料】(5人分)
・玄米・・・・ 2カップ
・小豆・・・・ 1/4カップ
・水・・・・・ 1.1 倍 ~ 1.2 倍
・自然塩・・・ 玄米1カップに一つまみ
【作り方】
1.玄米と小豆をそれぞれ洗ってから 圧力鍋に入れて、分量の水(30℃ぐらい)を入れる。
6~10時間、または一晩浸水する。
2.浸水したら 塩を入れて、圧力鍋のふたをし 中火に5分間かける。
5分経ったら、強火にする。
3.沸騰して、圧力鍋のおもりが 激しくゆれだしたら、1分間そのままにしてから 弱火にし 25 ~ 30 分炊く。
4. 火を止めて、圧力鍋を濡れ布巾の上に置き 5 ~ 10 分間蒸らしてから、 おもりをはずし 蒸気を完全に抜いてから、蓋をとる。
5.炊けたご飯を 十字に切り 天地返しをして、器に盛り、ごま塩をかける。
6.残ったご飯は、一人前ずつラップに包み、冷凍するか炊飯ジャーで保温して保存する。
炊飯ジャーで保温した場合は、3~5日は保存可能。
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今回使用している圧力鍋は、日本の調理器具メーカーのワンダーシェフのものです。
最近は、製造が海外の物もあります。
購入の際には、確認するとよいでしょう。
ワンダーシェフの圧力鍋は、コスパもいいですが、軽量なのが一番。
日本最高クラスの圧力(2.38気圧)、日本最高クラスの作動圧で調理温度 約126度。
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こちらもおすすめです。
ワンダーシェフのMAXUSです。
日本最高クラスの圧力(2.42気圧)、日本最高クラスの作動圧で調理温度 約128度。
2way圧力調整装置での圧力切り替え機能付き。
高圧と低圧(=日本最高クラスの圧力と一般的な圧力鍋の圧力)に切り替えることが出来る。
全面が、鍋部本体を全てステン+アルミ+ステンの三層構造にしている。
フィスラーやシリット (Silit) シラルガンの圧力鍋と比べて、重量が軽く扱いやすいが
一番のおすすめ理由です。