今年最後のお料理教室は、おせち料理でした。

マクロビオティック

今年最後のお料理教室。
おせち料理をしてみました。
マクロビオティックのおせちなので、今回は卵、肉、魚類は使用していません。
私は、おせちぐらいは卵、魚を使っても良いと思っています。
伊達巻は稗を使用しましたが、卵と鯛などのミンチで作ってみるのもよいでしょう。
おせちは、平安時代に宮中で行われていた「お節供」の行事に由来したもので、五節句ごとに神前に供えられたお料理でした。
現代では、江戸時代後期以降、全国におせち料理の風習が広まり、節句の一番目にあたる正月にふるまわれるご馳走だけが「おせち料理」を指すようになりました。
お正月、年神様にお供えしたものを、なおらいとして頂くものです。
お料理には、縁起の良いものを使います。
・鯛はめでたい。
・田作りは豊作。
・黒豆はまめに働き、まめに暮らす。
・数の子は子孫繁栄。
・昆布は喜ぶ、家運発展。
・かち栗(勝栗)は強運、開運。
・柚子はゆうゆう。
・海老は腰が曲がるまでの長寿。
・里芋は子孫繁栄、夫婦円満。
・ごぼうは根をはり家の土台がしっかりする。
・大根は根が清らかでうるおいがある。
・れんこんは見通しがよいように。

今回のお料理は
・松風焼き(グルテンミンチを使って)
・かにの爪風(稗を使って)
・黒豆
・たたきごぼう(ナッツ和え)
・伊達巻(もちきびを使って)
・擬製豆腐
・八幡巻(板麩や昆布を使って)
・彩りなます
・奉書巻(干し柿を使って)
・栗きんとん(さつま芋、かぼちゃ、栗を使って)
・りんご羹
・にんじんの甘露煮
・きんかんの甘露煮
・菊水巻
・田作り(からんま、ごまめとも言います。
・生ゆずのシロップ漬け

からんま(私たちの地方ではごまめのことをからんまと言います。)、人参の甘露煮、黒豆、金柑

擬製豆腐と蟹爪風

松風焼き

伊達巻

菊水巻

このおせち料理すべてをご紹介する時間がないため、前日より作っておいてポイントだけお教えしました。
盛り付けについては、お上手な方が揃っているので、自分たちでしていただきました。
そして、こんなに素敵に盛り付けていただけました。
皆さんは、とっても喜んでくださって、忘年会のようなお料理教室になりました。
一年以上来てくださっている方もあるので、気心も知れていて、私にとっては大切にしたい教室です。

今年もたくさんの学びと気づきをいただいた皆様に心から感謝でした。
来年もまた素敵な教室にしていけるよう努力したいと思います。
皆様、よろしくお願いします。

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