2007年7月7日の七夕の日にステキな時間を頂きました。
朝4時に起きて5時58分に松江を出発し、マクロビクッキングスクールでクシマクロビコース上級の5回目を16時30分に受講し終わってからの異空間での時間でした。
クシマクロビコース上級も来月卒業です。いつも充実した何よりの時間を頂いていることに中先生夫妻には心から感謝です。
授業が終わるといつもはお友達と楽しい時間を過ごすのですが、今回はそれもできないまま教室を飛び出し、その異空間へと行きました。
奥出雲の食材で、マクロビオティックベースの郷土料理を作るよう依頼されたからです。
大阪茨木市の彩都にできた、できたてホヤホヤの古民家での初めてのイベント・パーティでした。
スタッフ苑子も手伝ってくれて、地元奥出雲の皆様の協力もたくさん頂いて
奥出雲の新鮮な食材でお料理しました。カラーの大きな葉っぱ、笹の葉、カラーやアジサイの花なども送り込んで演出したお蔭で、とっても喜んで頂きました。
ANA の国際線ファーストクラスで出されるようになった奥出雲は簸上正宗酒造の「玉鋼」と私の好きな42度の米焼酎、奥出雲酒造の「砂の器」も好評でした。
ちまきなのですが、奥出雲では笹の香りが強いこの「半夏」の時期が旬の「笹巻き」も七夕の笹にちなんでお出ししました。
地元から持参したこだわり醤油にメープルシロップを入れた
たれで食べて頂きました。
これも、食べ方の説明などなど楽しい会話の一つとなりました。
また、奥出雲で作られている大きな株の舞茸やエリンギのてんぷら。
えっちゃんの天日干し炭火乾燥の原木ほししいたけで作った佃煮、滝菜(一般的にはウワバミソウ、ミズと言われています)の佃煮、くろ竹(破竹の)の佃煮。
地元の漬物、手作りこんにゃくの味噌和え。地元で作られている無農薬のブルーベりーで作ったデザート。
姑が作ってくれる天と地のエネルギーいっぱいの野菜も使っての田舎料理でしたが、ほんとうに喜んでくださってこちらが感激しました。
もちろん「えっちゃんの日本一のお米」で玄米ご飯を炊いて、おにぎりにしてお出ししました。
初めて使うお台所では、何も揃っていなくて急遽準備をしてくださったとのことでした。
私の方も調味料など十分な準備ではなかったのですが、素材が生かせれて
逆に良かったのかもしれません。
漆喰の白壁に黒い大きな梁、いろりにかまど、こった音響のすてきな音楽。
ステキな方々との出会いを頂き、おしゃれな時間をいただけたことに心から感謝でした。
マクロビオティックの息づく、奥出雲の食材とともに中国山脈の山懐の新鮮な空気をお届けできたこと、
お料理やアレンジしたお花や葉っぱでその空気を感じて喜んでいただいたことが、一番の私の喜びとなりました。
お料理も、姑の畑でもらうエネルギーが届くように、いつも畑で体感して
いる気持ち良さや、なんとも言えない爽やかな緑の空気をイメージしながら、
仕上げていきました。
これなら、奥出雲に来て頂ければ、もっと喜んで頂けるのではと思いました。
これなら、「横田をクシマクロビオティックの世界の聖地」にとおっしゃった久司道夫先生のお言葉にお答えすべく頑張れそうです。
アヴェリーヌ偕子夫人が世界に広められたお料理のルーツの奥出雲の郷土料理
をこちらに来て頂いて、自然の空気やエネルギーといっしょに味わって頂きたいものです。
不思議な出会いから、不思議な異空間での至福の時間をいただけたことに、
ほんとうに心から感謝です。
今日からまた一週間が始まり、普通どおり元気で仕事がこなせています。
マクロビオティックとリンパマッサージで氣を通しているお蔭で、
ほんとうに元気になりました。若いときから知っていたら、更年期障害で
苦しむこともなかったのですが、今のこの健康にも感謝です。
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