友の死・・・・乳がんでした・・・(2014年のこと)
今年は、年初めから旧友が亡くなるという悲しい知らせを受けました。
10年前に乳がんを患い、その後、元気に過ごされていたそうですが、昨年初頭から体調を崩し、年末に入院、年明けて闘病の甲斐なく天に召されてしまいました。
乳がんが再発、がんの前身転移による死でした。
結婚後、公団に住んでいたのですが、そこで仲良く子育てをしたお友達でした。
私より若いけれど、上二人の子供が同い年で、私が三人目出産のため大変な時期、色々助けていただきました。
子供たちが仲良く遊んで、多くの楽しい大切な思い出をいっぱいいっぱい心に詰め込めました。
本当に懐かしい!!
56歳の死はあまりにも早すぎて、ショックでした。
もう、これで何人目でしょうか。
私が結婚後、子育ての中で親しくしていた方の死。
たいてい50歳台でした。
それぞれ、家を建て引っ越して以来、ここしばらくは、年賀状のやり取りだけだったりしたのが悔やまれました。
お世話になったお礼を述べたくて、お葬式に参列したのですが、ご主人に「ああ、元気な時に合わせてあげれば良かったですね」と言われ、もっと早く私の方から会う機会を作っておけば良かったと残念でなりません。
近ければ何時でも会えるという思いの甘さを知りました。
もう一人仲良くしていたお友達は近くに家を建て、亡くなられるまで力になってあげていました。
そのお友達から、病気の状況、最期の様子などを聞きました。
乳がんの手術後、リンパ浮腫で手が浮腫んで大変だったことなども話してくれました。
私のリンパマッサージやマクロビオティック食がお役にたったかも知れないと思うと、悔しさも増します。
寿命は変わらなかったとしても、楽に病めたかもしれない・・・・。
せめて、手だけでも擦ってあげたかった・・・。
葬儀の後、娘が一番仲良くしていたYちゃんにでも出会いました。
素敵なお嬢さんに成長され、私を覚えていてくれ、私の手を包み込むように握ってくれました。
それが、私には大きな慰めになりました。
2009年、マクロビオティックの久司道夫先生が奥出雲町で講演してくださったとき、「20名に1人が乳がん」とおっしゃっていました。
最近のテレビのコマーシャルでは、「16名に1人が乳がん」といっています。
でも、私の感覚ではもっと多いのではと思いますが・・・・
それも、ドンドン低年齢化しているように感じます。
久司道夫先生は講演会で、乳製品の需要と乳がんの発生率がおおいに関係していることを、世界のデータをもとにしたグラフで明示しお話しくださいました。
テレビでは、日々食に関する様々な番組が放映されています。
なんでこんなに食事を大切にしない番組が多いのだろうと、心が痛む毎日です。
朝はヨーグルト、パンにバター、そのパンにもたくさんのバターなどの乳製品が入っています。
お昼は、子供は給食で牛乳、朝同様にパン、バター。
夜はお母さんのお料理によっては、また多くのチーズなどの乳製品が使われたりします。
デザートがチーズケーキなどとなったらもう際限がありません。
食べてはいけないのではなく、食べる量が問題なんです。
チョコレートも乳製品の入らないものもあります。
ココアを使ってクッキーやケーキを作れば乳製品なしでも美味しいチョコのデザートができます。
ひと手間はかかりますが、病気の身体を作っていくよりはましでしょう。
私はどうしても、マクロビオティック的に食を考えてしましますが、最近それがどれだけ素晴らしい食事かということを実感しています。
周りで糖尿病になりかけの人がいたり、糖尿病になってしまった人がいますが、ちゃんと食生活を変えた方はたいてい糖尿病から脱却されています。
また、乳がん検診にひっかかった方、乳がんになった方、それによるリンパ浮腫で苦しんでいる方も、食事とリンパマッサージで大きく改善されている様子を見させて頂いています。
私は、民間療法のみに頼ることには反対です。
必ずお医者様に診てもらい、その治療も受けながら食事や生活全般を見直すことが大切だと思っています。
自分が乳がんではありませんが、そのようにして乳がんにならないような食事にしています。
そして、何か重大な病気でお医者様にかかるときは、必ずセカンドオピニオンを受けます。
家族や友人の病気などの経験から、必ずセカンドオピニオンが必要だと確信しています。
でも、一番は日々の食事と生活。
ここをちゃんとしていれば何とかなりそうに思います。
一方、病気は、神様からのプレゼントだといつも思っています。
「毎日の食事は大丈夫ですか・・・
生活はちゃんとできていますか・・・
傲慢な心でいるんじゃないですか・・・」
と問いただされているような声を、天からかけられているのだと思うことにしています。
これまで、マクロビオティックについて遠慮がちにお伝えしていました。
もっと頑張ってお伝えしなくてはと亡くなった旧友に背中を押されたように感じました。
お正月を過ぎて本当に悲しい知らせでした。
まだ、立ち直れていない自分がここにあります。
亡くなったママ友に、子供たちともども大変お世話になったことへの感謝ととも、ご冥福を心から祈り続けたいと思います。
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