手作りこんにゃく完成偏。
灰汁でのこんにゃく作り、なかなかうまくいきませんでしたが、
何とか完成。
灰汁の作り方
1. 灰をふるいにかける。
(まきの木など硬い木の灰が良いそうです。そば殻の灰は癖がなく良いそうです。)
2. 灰に倍の(容量で)水を加えて、30分煮る。
3. 一晩おいて、上澄みを漉す。
これは、そば殻の灰汁です。
こんにゃくの作り方
材料
・こんにゃく芋・・・1Kg
・灰汁・・・2カップ
・水・・・1カップ(好みの軟らかさで調整)
手順
1. こんにゃく芋を良く洗い、てきとうな大きさに切って竹串がすっと通るまで茹でる。
2. 芋の皮も一緒に、灰汁を入れてミキサー(フードプロセッサでも良い)にかける。
皮をむくと白いこんにゃくになりますが、一物全体、なるべく一緒に使います。こんにゃくによって調整します。
3. 2を大きめのしゃもじでよく練ります。ここで1カップ前後の水をいれて、さらに練ります。とにかく混ぜて混ぜてよく練ります。
4. 3をバットなどの容器に移して、空気がはいらないように平らにして1時間ぐらい寝かせます。
5. 適当な大きさに切って、1時間ぐらい茹でます。白くふっくらと膨らんで茹で上がります。少し硬いかなという感じでちょうど良い軟らかさの仕上がりになります。
6. 水に1時間ぐらいさらします。さらしている内に透明感がでてきて、
こんにゃくらしくなってきます。
完成こんにゃく
炭酸ソーダで作ったような臭みがなく、ほんとうにおいしいこんにゃくになりました。
練っているときの状態、茹でているときのふっくら加減、水にさらしたときの
透明感などなどころあいというかあんばいがつかめました。
これで、一人で灰汁のこんにゃく作りができます。
姑の妹になる叔母さんは、こんにゃく作りの名人なのですが、
生のこんにゃく芋をミキサーにかけて、それを煮ながら練るそうです。
炭酸ソーダで作られるこんにゃくなのですが、次回は生芋を
灰汁で煮ながら練って作ってみます。
灰汁で作ったこんにゃくを一度たべてしまうと、炭酸ソーダで
作ったこんにゃくが薬品臭いと感じるようになりました。
その昔は、市販のこんにゃくを買って食べていたのに・・・。
今は、農産物が販売されている市場で買う手作りこんにゃくしか
食べれなくなりました。
贅沢と言うべきなのか、当たり前というべきなのか・・・・?
手作りこんにゃくは、一週間もするとダメになります。
市販のこんにゃくは、何時つくられたのかその日持ちのすることといったらありません。
人の身体も自然の中の一つです。自然のものを身体に取り入れていかなければいつか汚れきって壊れてしまうかもしれません。
私はいつも判断に困るときは、自然に照らし合わせて決めることにしています。
食品を買うときも、裏側をちゃんと見て、自然でないものが多く含まれていないか確かめます。
聞き覚えのないものが添加されていたら買うのを止めます。
安部司さんの講演会に行ってからその思いは更に強くなりました。
私が小さいときから正食の会で学んでいた父が、そういうことに対してうるさく言って育ててくれたからかも知れません。
子供が小さいときには電子レンジも使用せずにいました。
今は使用することもありますが、最小限にとどめています。
人生が残り少なくなってきたなと感じるようになった昨今、最後まで現役で元気に働けるよう、日々努力していきたいものです。
医療費もなるべく使わないよう、元気な一日一日の積み重ねを続けていけたら幸せだと思います。
今日も元気に過ごせたことに心から感謝です。
玄米を美味しく炊きましょう
身体においしい玄米を食べましょう
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