奥出雲町の郷土史家である高橋一郎先生から本や記事の掲載許可をいただいていたのですが、なかなかきちんとしたホームページとしてアップすることができずにいました。
やっと、「奥出雲横田とたたら」の一部なのですが、形にすることができました。
「奥出雲町の歴史(高橋一郎氏著書より)」です。
「http://奥出雲.com/」
(IE7.0以降日本語ドメインでの表示が可能)ですが、表示できない場合は、
URLに
http://xn--79qr4pw49c.com/
を貼り付けて表示してご覧ください。
高橋先生は、たたら製鉄の研究者としては第一人者として知られています。
いろいろ質問させていただくと、「資料に基づかないものについてはお答できないです」とおっしゃいます。
奥出雲町内の寺社などに残る資料を精査して、十分に検討を重ねて文書にしていらっしゃいます。
読み進むと、時には出雲神話について今まで自分の中に持っていたイメージというかロマンが壊されるようなお話もでてきます。
「奥出雲」は全3巻あり、相当量のデータです。 少しずつアップしていく予定です。
高橋先生にも近々報告に伺う予定です。
この本の内容をアップすることについては、ほんとうに快く、「はい、いいですよ。どうぞ、使ってください」とおっしゃっていただきました。
このまま埋もれてしまっては、もったいなくて・・・・・。
以前、夫の方で、34年間にわたり松江を拠点にして日本の文化を研究した米国人ウォルター・J・ハンフリー氏の「TIDBITS on Customs and Culture in JAPAN(日本の文化・習慣・行事エッセイ集)」の英語版と、それを翻訳した和訳文の本を発行し、「」というHPもアップしました。
ハンフリーさんとは、生前とても親しくさせていただいて、本をだすことをお約束していましたので、1999年5月にお亡くなりになった後から、右往左往しながらお約束を果たすことができました。
本は好評で、様々な教育機関で教材として使用していただいたりもしています。
少しずつですが、貴重な資料を形で残していくようにしていきますので、
よろしかったら見にきてください。
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新型インフルエンザが急に猛威をふるい始めて、松江ではマスクが配布されるとのことです。
久司先生の著書「THE マクロビオティック」では、
大半のインフルエンザは軽症だけれど、数十年に一度の周期で悪性なものが出現すると書かれています。
ウィルスによる感染症(インフルエンザ、風邪など)は春や秋、季節・天候・気温の大きな変動の直後に見られるのが一般的とされ、症状は、筋肉の痛み、喉の痛み、頭痛、くしゃみ、鼻水、せき、高熱、吐き気、下痢などで数日から一週間またはそれ以上続く。
この症状は、陰陽両極端なもので、この症状によく見られるウィルスを中和するには、梅干や梅干を使った料理が効果的。特に梅醤番茶、くず茶、くずクリームなどが良いそうです。
ちなみにインフルエンザのための予防接種やワクチンによる処置は、全般的に体を過度に衰弱させ、その後さらに感染症にかかりやすくさせる。
重症のインフルエンザの場合には肺炎にかかる危険性がある・・・と記載されています。
<<・・・・・これって院内感染でよく話題になるように、菌が耐性化して強くなっていくこと・・・なんでしょうか?
そういえば、今回の新型インフルエンザも今は毒性が弱いけれど、感染する中で強いものに変化する可能性があると言われていますね・・・>>
ここに
梅醤番茶、くず茶、くずクリームの作り方をご紹介します。
?梅醤番茶
・ティーカップか小さめのコーヒーカップに梅干し1/2~1個を入れ、
小さじ1/2杯の醤油を加えて、普段より濃い目に煮出した熱い茎番茶か
番茶の枝のお茶を注ぎ、よくかき混ぜて熱いうちに飲み、梅干しも一緒に
いただきます。
?くず茶
・小さじ一杯のくず粉を冷水に溶かす。水を少しずつ加えくず粉が
溶けきるまでかき混ぜる。熱湯1カップを足してさらによくかき混ぜる。
自然海塩をひとつまみか醤油を数滴加える。
?くずクリーム
・小さじ山盛り一杯のくずを冷水に溶かしてから、冷たい水1カップを足してかき混ぜる。沸騰したら液体が透明になるまでかき混ぜ続ける。最後に醤油を数滴か自然海塩をひとつまみ加える。
ちなみに手当てに使用する梅干の中で、もっとも強力でその効果も高いものは、5年あるいはそれ以上熟成させたものと記されています。
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私も13年前に亡くなった母が漬けた梅干しを使って、梅醤番茶を
飲んでおいたほうがいいのかもしれません。
これ以上、インフルエンザが広がらないことを切に願うばかりです。
「THE マクロビオティック」ですが、インフルエンザについてP363
に詳細が記されています。
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