笹巻きをつくりました
昨夜、笹巻きをつくりました。
出雲地方では「ちまき」を「笹巻き」といって月遅れの端午の節句に作り、ふるさとをあとにした遠くの親戚などに送ります。
昔は、笹の殺菌力を生かして保存食としていました。
笹で巻いて、茹で上げます。
笹巻きの頭からほどいて、いただきます。
きなこや砂糖醤油でいただきます。
私は、メープルシロップ醤油でいただいています。
裏山から新芽の香りいっぱいの笹の葉を茎ごと採ってきて、つくりました。
作りかたをざっと紹介します。
笹の葉を一枚一枚はぎ分け、茎も20cmぐらいの長さに揃えます。
笹の新芽もぬきとり、広げます。
それぞれをきれいに洗います。
仁多米餅米の粉をこねてだんごにし、笹の茎を刺します。
だんごを新芽で包み、笹の葉で巻きます。
手間のかかるちまきですが、一年に一度、この時期になると食べたくなります。
最近は、頼んで作ってもらって送る人も多くなりました。
自分で作ると、なんとなくおいしい気がして、幸せ気分になります。
これから、近所に住む叔父におすそ分けで持って行きます。
笹の葉の香りに癒されて、自然にこころから感謝です。
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