私も TCH(Tooth Contacting Habit)でした!・・・10年後の報告です。
「私も、TCH(Tooth Contacting Habit)でした!!・・・」というタイトルで、
2012年2月1日に、このブログに投稿しました。
(Tooth(トゥース)=歯 Contacting(コンタクティング)=接触 Habit(ハービット)=癖) の訳から、「上下の歯を持続的に接触させる癖」というのだそうです。
癖なんです。
わたし自身がそうだったように、そんな癖が身体に及ぼす影響も知らずに、正常な歯の嚙み合わせも知らないままの人がほとんどだそうです。
まず、上下の歯は接触していないのが正常なのです。
一日のうちで、歯が接触する合計時間は、およそ20分だそう。
何かを食べて噛むとき
「ジ」や「ズ」、「チ」などの一部の音を発音するときだそうです。
わたしは、一日24時間、上下の歯をしっかり噛みしめていました。
それが、正常だと思い込んで・・・・
10年前のブログ投稿で
「10日後、また、私の実体験をご報告できればいいですが・・・・」と
締めくくっていましたが、およそ10年経って、実体験を報告します。
下記は、2012年2月1日にこのブログに投稿した内容です。
昨晩、「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」を見ました。
愕然としてしまいました。
わたしは、幼いときから肩こりでした。
小学生の頃は本が大好きで読みほうけていました。
そんな時や、何かに集中しているときは、歯をしっかり噛みしめていました。
というより、口を閉じているときには、しっかり歯を噛みしめていなくてはいけないとさえ思っていました。
そう、この番組を見るまで、それが当たり前と信じていました。
口を閉じて、上下の歯を離しておくことなど思いもよらないことでした。
この癖は、PCの操作をしているとき、家事をしているときに多いという実験結果も出されていました。
長年、一日の大半をPCの前で過ごしていました。
考えたら、確かにPCの前ではしっかり歯を噛みしめていたと思います。
実は、その癖を TCH(Tooth Contacting Habit=上下の歯を持続的に接触させる癖)と言うそうです。
上下の歯を持続的に接触させると咬筋という筋肉が緊張しっぱなしになり、それが、胸鎖乳突筋や僧帽筋にまで影響を及ぼし、肩こりの原因となるということでした。
肩こりも、これが原因なら治すのは簡単!!
この癖を直す方法は、「歯を離して力抜く」と書いた付箋を、家の中の目に付くところ10箇所ぐらいに貼っておき、自分で気をつけていくというものでした。
実際に10日間、実体験をされた様子も放映されました。
その結果は、肩こりがかなり軽減していました。
付箋を貼ることは夫に反対されましたが、早速、やってみることにします。
これで、肩こりが治るならばんざ~い!! です。
寒くなるとつい身体が縮んで、力んでしまいます。
歯もその力みで噛みあわせていたように思います。
10日後、また、実体験をご報告できればいいですが・・・・
こんなブログを投稿していたことは、記憶の片隅にありました。
わたしは、物心ついたころには、TCH(Tooth Contacting Habit=上下の歯を持続的に接触させる癖)でした。
それが、普通だと思って大人になり、そのまま長年を経過しました。
TCH は、わたしに肩こりと頭痛という大きなプレゼントをくれました。
年中無休の肩こりと頭痛は、わたしにとっては当たり前のものでした。
また、もう一つのプレゼントが顎関節症でした。
顎を動かすとガクっと音がして、顎が横にずれてはずれたようになる・・・
それが、頻繁にありました。
およそ10年前、「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」を見て以来、
歯を接触させない努力をしました。
舌先を、上の前歯裏に当てると自然と上歯と下歯の間に隙間ができて、
口を閉じても平気でいられます。
これが、わたしの TCH の解決法でした。
「舌先を、上の前歯裏に当てる」・・・これだけです。
シンプルでしょう。
あとは意識して、「舌先を、上の前歯裏に当てる」を続けていき、TCH という癖を正すのです。
TCH のときは、息苦しく常に口が少し開いていました。
家族にも注意されていました。
そして今、年中無休の肩こりも頭痛もまったくありません。
いつ頃から肩こりと頭痛がなくなったのかは、記憶にありません。
4~5年後ぐらいからのように思います。
顎関節症のガクッという音も、今では、まったくしません。
毎日の小さな努力の積み重ねでしたが、月日が経過するうちに、
こんな結果をもたらしてくれました。
TCH(Tooth Contacting Habit=上下の歯を持続的に接触させる癖)を治す方法は、「歯を接触させないように気をつける」です。
自分でできる、自分でしかできないシンプルな治し方です。
肩に触ると、硬くコリもありますが、こった感覚はありません。
顎関節症のストレスもなくなりました。
親も、学校でも、誰も TCH のことを教えてくれませんでした。
人生の大半を、TCH を当たり前と思い生活してきました。
小学校や幼稚園などで、歯についての勉強をする機会があれば、
ぜひ、TCH について教えてあげて欲しいものです。
そうすれば、TCH の子供たちが、肩こりや頭痛のつらさ、また、顎関節症とは無縁で、気分よく生活できる大人に成長できることでしょう。
こんな本も出版されています。
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