エネルギーたっぷり人参

マクロビオティック

一週間ぶりに帰った奥出雲の家で、ネギが必要になり畑へ・・・。
きゅうりの棚の根元に、草に隠れて見慣れた人参の葉が・・・・。
抜いてみると、小ぶりだけれど、ちゃんと人参・・・・。
昨年の今頃、春菊や二十日大根などと一緒に種を蒔き、とっくに食べ終わった野菜たちなのに、人参の葉がしっかりと勢いよく伸びている。

植物の生命力って、本当に凄い!! 植え時、収穫時って何だろうと思います。
植物も草と一緒で、どの時点かで種をまいておけば、植物自身の都合で大きくなるんだと、思えるようになりました。
昨年も、大根の種まきが最適なのは9月というのに、遅れに遅れて11月のはじめになってしまいました。
大きな大根は期待できないにしても、葉っぱぐらいは食べれるかなととりあえず、種をまいておきました。

やっぱり、大根漬けには間に合わず、葉も大きくはならず諦めきっていましたが、春になり4月に入ってから、これもまた、元気なしっかりした葉をつけた小ぶりの大根ができました。
雪の下で育ったその大根は、葉も根もやわらかく、甘く、油揚げと一緒に炊いて美味しくいただきました。

松江と奥出雲を行ったり来たりの私の都合で、十分なケアもできないぐうたら農法以上のぐうたらさで作るほったらかし農法の野菜たちですが、自然のサポートを受けながら元気よくエネルギーいっぱいに育つ姿には、感動してしまいます。
農薬も化学肥料も使わないものは、小ぶりですが味も香りも凝縮されていて、身体がそのエネルギーをスーッと受け入れてくれます。
そして、そんなお野菜を食べた後、やさしい気持ちになるから不思議です。

夕食に、元気な人参とその葉を使って、「人参の玄米ご飯」と「キャベツの浅漬け」を作りましたが、人参の存在感をたっぷり感じていただきました。
その美味しさにただただ感謝!!

こんな時にはいつも、オーガニックな元気なお野菜が、都会の店頭に並ぶと良いなといつも願います・・・・・

人参の玄米ご飯」 のレシピをご紹介します。

【材料】(4~5人分)
・玄米 ・・・・・・・ 3カップ(6時間以上浸水する)
・水 ・・・・・・・・・ 3.3カップ(お米の1.1~1.8倍で調整する)
・自然塩 ・・・・・ 少々
・人参 ・・・・・・・  100g(千切り)
・人参の葉  ・・・ 少々(みじん切り)

【作り方】
1.玄米は、圧力鍋や炊飯器でいつも通りに炊く。
2.人参は千切り、葉はみじん切りにし、乾煎りする。水を少々入れて柔かくなったら、少々の自然塩で味つけする。
3.玄米が炊きあがったら、②を混ぜる。
4.器に盛り、ごま塩をふってからいただく。








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