仲良くしている奥出雲の県境を越えた隣町(鳥取県日南町阿毘縁)にあるハーブ&リンゴ園( この 園では環境に敏感な日本ミツバチが飛び交い、もう少しすると貴重な百花蜜が絞られます)の園主から電話がありました。
「うちでは、落果防止剤を使わないから、もう、つがる(りんごの品種名)が落ちてきて、全部収穫するから取りに来てー!!」と8月のうちに電話がありました。
「えっ!! 落果防止剤ってなーに???」
そんなの聞いたこと・・・・・・ない!!
園主のお話しでは、つがるという品種は、 熟す前に自然落果しやすく、 着色もしにくい、生産者にとっては、とっても扱いにくい品種だそうです。
ただし、完熟前に収穫すると、日持ちして貯蔵性も高くなるそうです。
また、収穫も朝どりの方が日持ちが良いそうです。
自然の摂理ってすごい!!
つがるからしてみれば、完熟前に落ちて、収穫後、しばらく置いて食べればおいしいよ!ってことなんだ・・・・・・
そのためなのでしょう。
早生品種(9月頃収穫品種)の中で一番人気のつがるの早い出荷は、市場価格も高くなるため、一般には、 落果防止剤や着色促進剤の薬剤散布が普通に行われているようです。
ちなみに、 落果防止剤、着色促進剤というのは、 植物成長調節剤 なんですね。
早速、 ハーブ&バラ園へ 収穫されたつがるをもらいに行ってきました。
大きさが揃っていなくてもいい、多少傷があってもいい、それが自然なことだから・・・・・・。
美人ばかりのりんご達ではありませんが、その味は、みずみずしく、糖度だけでは計れないホッとするというか、身体がスーッと安心して受け入れるというか、優しい気持ちにさせてくれる美味しがあります。
私は買い物のたびに思います。
いつでもどこでも簡単にオーガニックな食材が入手できないものかと・・・・・。
こんな皮ごと食べれるりんごを分けていただけることに、心から感謝しながら、
今年も安心で美味しい手作りりんごジャムができました。
奥出雲食房のカテゴリー「限定商品」欄で販売しています!!
大好評の、橋本農園のブルーベリーで作ったブルーベリージャムもあと少しあります。
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