たくあん漬用の大根が少し余って、そのまま丸干ししていました。
その大根、輪切りにして炊いてみました。
それが、イメージしていた以上に美味しくできました。
干し大根を作るのには、ふいだり、輪切りにしたりしていましたが、
その手間を省略し、まるまるそのままの大根を干しておいてもいい食材になることがわかりました。
この大根、炊きあがりがとても軟らかく、甘さも干し大根に近いものがあります。
お砂糖も入れず、お醤油だけで美味しいおかずになるのです。
しっかりとお野菜の味を出して、最後にお醤油で味付けするのがコツです。
お野菜の芯からその旨みが出るようにコトコトとちょうど良い振動を与えるための火の調整が大切になります。
その旨みがでたら、お料理のほとんどは済んだようなものです。
昆布、しいたけ、お野菜の旨みででたお出しの味をみて、感じて、最後にお醤油を入れて炊き上げます。
自分で味付けしようとしないこと、我を入れないお料理です。
お野菜の優しい味が、美味しい!!・・・という言葉を誘ってくれるのです。
今年の冬は、この大根、活躍しそうです。
玄米ご飯、お味噌汁、梅干し、そしてこんな一品があれば私にとっては最高のご馳走です。
お米も大豆も自家製の味噌、裏山で取った梅を漬けた4年物の梅干し、姑が作ってくれた大根で漬けた沢庵、こんな食材を一つずつ作っていける今のこの環境に心から感謝です。
私の使うお醤油は、もちろんこれです。
玄米を美味しく・・・の炊き方
身体においしい玄米
コメント