節分は春を迎える節の日です。
昔は、この日に一斉に歳を取り、数え年で年齢を重ねていました。
今で言うお正月のような行事で母は、いろいろな行事の中でも
節分を特に大切にしていたように記憶しています。
煮しめをし、お蕎麦をいただき、豆をまきます。
こんにゃくも砂下ろしと言っていただいていました。
父がよく「胃腸の掃除をする」と言っていました。
今年は節分に「奈良正食友の会のもちよりパーティ」に出かけたため、
一日遅れで煮しめやお豆をいただきました。
筍、ワラビ、蕗、ゼンマイの塩出し物、里芋、豆腐、人参、干し椎茸、こんぶで作りました。
姑がちゃんと塩出し物を用意していてくれました。
姑の塩出し物は、とても丁寧に作られていて、おいしく感じます。
赤カブとりんごの酢の物。 紫蘇を漬けていた酢で作ってみました。
久しぶりのアップルパイです。今年も奥出雲町のりんごが蜜がたっぷり入っていておいしく、おいしいアップルパイにしてくれました。
規格外のいただきもののりんごなのですが、その分たっぷりと使ってのアップルパイになります。
りんごが多いので、美味しさは格別です。
今年は我が家には「五黄の寅」の年男が二人いるので、厄落としのお札もそれぞれにいただきました。
厄年なので、やっぱり気をつけて何事もなく平穏に一年を過ごして欲しいと願っています。
節分というのは、立春を迎えるにあたり、何かしら大切な行事のように近年感じるようになりました。
日に日に春を感じながら、食事にも春のものを取り入れつつ、その準備をしていきたいものです。
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