久司偕子・アヴェリーヌ夫人の妹さんからいただいていた”はやと瓜”を
粕漬け(奈良漬)にしました。
頂いたはやと瓜を二つに割って、種をとり5%の塩で4日間漬け込み、
2日間干します。
瓜15Kgに対して、
調味粕
・酒粕・・・4Kg
・砂糖・・・2Kg(私は甜菜糖を使用。量は調整のこと)
・粕取り焼酎・・・4合
を混ぜ合わせます。
桶に漬物用のビニール袋を敷き、焼酎を霧吹きで吹きかけます。
底に調味粕を敷き、瓜をならべます。
さらに、調味粕、瓜と段重ねしていきます。
最後に調味粕を乗せて、ビニールの袋の空気を抜いて、口を閉じます。
一ヶ月ぐらいから食べれます。
この漬け方は、私の従妹のお姑さんから教わりました。
焼酎がよく効いた甘い粕漬けでした。
いろいろ自分流に試していくのは、ほんとうに楽しいものです。
次は、大根の糠漬けが待っています。
手軽に年中買い物ができるスーパーなどない昔の人は、冬の雪の下で
食べるものを保存しておく工夫をいろいろしたんですね。
塩で腐らないようにしたり、発酵させることで長期保存できるように
したり、たくさんの工夫をしながら自然と一緒に暮らしていたんだと
想像します。
今は、どんな田舎でも車でスーパーに行けば、年中何でもあります。
季節を問わず、どんな野菜もあります。
そんな環境ですが、なるべくは老人の知恵をいっぱいもらいながら、
自然に沿った暮らしを愛おしみながら、現代と昔の知恵とのバランス
を上手にとりながら心豊かに日々暮らしていきたいものです。
こんな環境にあることに心から感謝して・・・・
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