奥出雲の一風庵店主は「醤油名匠」でした。

奥出雲町より

奥出雲町に「鉄の彫刻美術館」ができました。
何故かしら東京の上野公園にある「上野の森美術館」を連想しました。
こんな山奥にありながら、おしゃれで素敵なんです。
東京のトップデザイナーの方が構成等されたとのことです。
だから・・・・ですね。
とにかく素敵でした。

納められた作品は、ニューヨークで活躍された画家であり彫刻家の故下田治氏のものです。
2000年にお亡くなりになっているのですが、奥出雲町にある島根デザイン学校の小林校長先生が下田氏の弟子だったということがご縁で、奥様の下田幸さんのご好意によりその作品がこの奥出雲町に寄贈されることになりました。
奥出雲町は古くから鉄の文化があり、現在世界で唯一たたら製鉄が操業されている地でもあります。
企業たたらによる製鉄業として幕末から明治中期にかけては日本の鉄生産高の 65% を奥出雲が占めていたという地ですから、これ以上のご縁はないでしょう。
彫刻34作品、立体構成作品5作品、その他に油彩など5作品が展示されています。
カナダの日本大使館、マレーシアの日本大使館、慶応義塾大学日吉キャンパス、玉川高島屋の他、国内外各地の美術館などにもその作品が展示されているそうです。

作品の前に立つと、力強く、おおいにひきつけられるものを感じました。
硬い鉄をたたいたり、溶接したりして作られたでしょう作品が軽やかな折り紙を彷彿させ、不思議な世界観があります。
作品は原型かと思うのですが、きっと、実際の大きいものはもっと力強いものでしょうね。

外にも作品が展示されていて、オープンカフェも用意されています。


私達も外でケーキセットをいただきました。
中国山脈の山の頂を眼前にして、眼下には牛が放牧された観光牧場が広がっています。
他にもお食事ができるようになっています。
美術館は入場無料です。
下田治氏、幸さん共著でこんな本も出版されています。
1960年代の破天荒な海外生活が書かれています。
久司先生も登場されています。
時代背景も見えておもしろい本でした。

この連休、是非、奥出雲へ、そして島根に来て美術館めぐりも素敵かと思います。
松江市の県立美術館では「フランス絵画の19世紀」を、安来市の足立美術館では「春季特別展」が開催されています。
以前は、松江にティファニー美術館もあって、それも素敵でした。
毎日時間に追われる現代人。ゆったりとクラシック音楽の流れる中でこんな彫刻や絵画などに癒される時間を持つことも大切ではないでしょうか。
私も夕方の短い時間でしたが、とても癒されました。
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癒された後に、わらび、わさび、こごみなどまた山菜を摘んできました。
わさびの醤油漬けレシピは紹介しましたので、わらびのレシピを紹介します。
わらびはアク抜きが必要です。
方法その1
・わらびを洗い、大き目の鍋に入れます。
・上から重曹をバラバラとかけます。
・その上からわらびが十分かぶさるように熱湯を注ぎ入れます。
・一晩おきます。
方法その2
・わらびを洗い、大き目の鍋に入れます。
・上からわら灰をバラバラとかけます。
・その上からわらびが十分かぶさるように熱湯を注ぎ入れます。
・一晩おきます。
方法その3
・わらびを洗い、大き目の鍋に入れます。
・湯を沸かし、重曹を溶かします。
・わらびが十分かぶさるように重曹の入った熱湯を注ぎ入れます。
・一晩おきます。
一晩置いたわらびは、アクがぬけておいしくなっています。
水で洗って半日ぐらいさらします。2、3回水を替えてさらします。
※重曹は自然のものを使用するようにしてください。
◆レシピ1=わらびの煮しめ◆
だし汁を作って、漬けておきます。
一時間もするとおいしくいただけます。
適当な長さに切って盛り付けます。
煮しめも同様にしてつくります。
◆レシピ2=わらびの酢漬け◆
・アク抜きしたわらびを2センチぐらいの長さに切りそろえます。
・湯がいた竹の子を同様に切ります。
・木の芽を手で挟んでたたいてちぎります。
・容器にすべて入れます。
・醤油、みりん、酢を適量入れて容器を振って混ぜ合わせます。
しばらくして味がしみれば、出来上がりです。
◆レシピ3=わらびのごま和え◆
・わらびを3センチぐらいに切ります。
・味噌(好みで醤油でも良い)、すり胡麻、酢(好みで入れなくても良い
)で和えます。
器に盛り、木の芽をのせます。
その他、ちらし寿司、山菜おこわなどなど何にでも使えます。
いろいろお試しください。
つい、美味しくて食べてしまいました。
写真を撮る間もなく・・・・。
山菜はアクが回らない内に、早く処理するのがコツです。
お試しください。
こごみのレシピも、次回ご紹介します。
この春の恵みに感謝です。

古民家暖々から近いこともありますが、食材へのこだわりと凛とした店主のその姿勢が好きで時々、伺う一風庵さんです。
都会からのお客様も来られたらお連れするのですが、先日夫と行き、新たな発見をしました。
料理の達人道場六三郎氏、ワインのソムリエ田崎真也氏などが審査員を務めるという醤油名匠(平成16年 第2回 38名受賞)の一人に選ばれていらっしゃいました。
びっくりしました。
しかも、そのこだわりのお醤油は、そのおいしさに奥出雲食房でも販売させていただいている森田醤油さんのものが使用されていました。
私が食べに行った日は、かたくりの花の群生でも有名になった船通山の山開きの日だったためもあり、閉店間際までたくさんのお客様がいらっしゃっていました。
透き通るように輝く瑞々しいお蕎麦です。出雲蕎麦は皮ごと挽くので黒くて甘くて歯ごたえのあるお蕎麦です。
ツルツルと食べるより良く噛んで、しっかりその甘さや香りを堪能したいお蕎麦です。
GWも中盤ですが、新緑の新鮮な空気を吸いに奥出雲町に沢山の人たちに来て欲しいものです。
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今日は、玉峰山荘のお風呂で一緒になった地元のお料理名人から教わった高菜のお醤油漬けのレシピを紹介します。
自分が確立したレシピは、地元の人には教えたくないとおっしゃっていました。
でも、たくさんの方に奥出雲のお料理を試していただきたくて・・・・
紹介します。
高菜の醤油漬け
高菜は、ピリッと辛味がありますが、それがいやな方にはおいしいですよ。
・高菜を洗い、適量の塩をまぶして漬け込みます。
・一晩でだいたいいいですが、硬いようなら二晩ぐらい漬けます。
・しんなりしたら、水にさらし塩抜きをします。
塩っぱいようなら、水をかえてしばらくさらします。
・塩気が抜けたら水気を絞ります。
・タッパーなどに入れて、上からお醤油をかけて漬け込みます。
お醤油がおいしいと、おいしい高菜漬けができあがります。
好みでみりんを入れてもかまいません。
私は、先日作った「昆布、椎茸出し醤油」を足します。
これは、ほんとうにオススメです。
とっても重宝しています。
この高菜の醤油漬け、おにぎりを海苔の代わりに包んでも最高です。
お試しください。
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先日は、息子に焼肉をしてやるのに、焼肉のタレを買うのがいやで自分でアレンジして作ってみました。
とっても好評でしたので、次回ご紹介します。
野菜炒めにも使用したのですが、こちらは娘にも好評でした。
こんな自分流調味料を作っておくのっていいですね。
忙しい働く主婦には、必要かもしれません。
くりはらはるみさんがよく本に自分流調味料の作り方を載せていらっしゃいますが、人のレシピでなく自分流もいいなと実感しました。
新鮮な様々なお野菜がこれからは次々とお目見えします。
ほんとうに楽しみな季節がやってきたことに、心から感謝です。

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