久しぶりに渡部悦義さんこと、えっちゃんの田んぼに行ってきました。
正面の山が、黒ぼくの土がけずりとられて低い山になってしまいました。
日当たりが良くなって、米には良いそうです。
水も枯れてはいけないのにと心配していましたが、全く関係ないそうで、
青々としたワサビがシッカリと根付いている様子は、そのままでした。
ワサビは下側ですが、その上にぎっしりとたくさんのはっぱがおおっています。
赤かぶです。
今年は、焼山をして、その後に赤かぶの種をまかれたそうです。
山いっぱいに赤かぶが、おおいつくされているという感じです。
「なんぼでもあげーよ。すきなほど、とっていくだわ ( 訳: いくらでもあげるから、すきなだけ、持っていっていいよ)」 と言って、たくさん分けてくださいました。
早速、塩でもんでゆずの果汁で酢味にして頂きました。
きれいで、上品なお味の即席漬けができました。
やわらかくて、甘くて、すごい赤かぶです。
残りは、糠漬けや酢漬けにしてみます。
山を焼いて、種をまいただけで、何もしていないそうです。
アフリカでよく焼畑農業をしている様子がテレビで映し出されることがありましたが、まさしくそのままの情景が目の前にあるのですから、不思議でした。
自然の力というのは、ほんとうにすごいものですね。
奥出雲町の名産に赤かぶの酢漬けがあります。
今はどうかわかりませんが、以前は山焼きをして作った赤かぶを使用されていました。
お正月向けに、私も、さっそく挑戦してみます。
えっちゃんの農業に対する情熱と、取り組みには、感動してしまいます。
こちらも、お米の注文を頂いた方に、プレゼントしたいものです。
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