秋になってしまいました。

奥出雲町より

今年は、ただただあわただしく毎日が飛ぶように過ぎていってしまいました。
そして、もう 9月に入ってしまいました。
少し山あいの道路沿いは、萩の花が満開、稲は黄金色に穂を垂れて、赤とんぼが飛び交っています。
こんな山あいに黄金色の田んぼが、広々と広がっている様を見ると、つくづくと米どころだなと思います。

1200年以上も前から宮廷の直轄地として代官様まで送り込まれていた地ですから、さすがです。今は「仁多米」として、日本全国で名前が知れるブランド米になりました。
平成12年の天皇・皇后両陛下の訪欧の際の、両陛下主催の晩餐会でも、ここ奥出雲町の「仁多米」が使われました。
いなごもたくさん元気に飛び交っています。
そんな環境のお米を食べて、日本中の方に元気になって頂きたいものです。
近いうちに新米のご案内をする予定です。
先日の雨で稲刈りのできなかった田んぼも、ここ最近良いお天気が続いたので、刈り入れできるでしょう。
今年も、いいお米ができますように・・・・。
今年の11月には、奥出雲町で「米・食味鑑定士コンクール」の全国大会が開催されます。米どころ奥出雲の「仁多米」が入賞するようにと、今から願っています。
無農薬、無化学肥料でお米をつくることは、ほんとうに大変なことが分かっているだけに、そんなお米がちゃんと評価されることを心から願います。
今日もお客様とのお電話でのお話で、嬉しいお言葉をもらいました。
「奥出雲のお米を食べて、お米の概念が変わりました。ほんとうにおいしいですね」と。
また、「つぶつぶ玄米餅は、めちゃくちゃおいしいです」と。
中美恵先生にお料理を習っていますが、いつも、「良い食材を使いましょう」、「お米だけは、こだわって良いお米を食べましょう」と言われます。
私も、体験してみてほんとうにそう思います。
少し高くても、絶対、良いお米を食べた方が良いと。良いお米とは、安心安全に心を込めて栽培されたお米です。
食べる人に安心安全なお米を提供したいと願いながら頑張っている人が作ったお米です。
そんなお米を食べると、ほんとうに身体が元気になります。
今年も、安心安全なお米を提供できるようにしたいと、黄金色の田んぼに励まされています。

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