山菜料理の椿庵がオープンしました。

奥出雲町より

昨年ブログで紹介した 山菜の会 が、山菜料理とお蕎麦の食べれる 「椿庵」 を6月15日にオープンしました。
<営業日>は、金、土、日、月
<営業時間>は、午前 11 時 ~ 午後
<メニュー>は、
お蕎麦・割り子 (夏)、釜揚(冬)
椿御膳 (限定 10 食;1,000円、電話での予約可)
卜藏御膳 (要予約= 3日前より; 1,500円~)
<お問合せ>は、0854-52-3007 まで
のれんをくぐって入口から入ると右手に船通山を借景にして
江戸時代に作られた庭園が広がっています。
池に落ちる滝が静かさの中に優しい水の音を響かせて、何とも落ち着きます。
テーブルの席とお座敷があり、どの席からも庭園が見えるようになっています。
庭園の正面ですが、右側にも広がっています。
店主です。長年栄養士として地元の給食センターで活躍されていました。お料理が大好きで地元の山菜や食材へのこだわりも強く、その食材を使ってのお料理のアイデアには驚かされます。
以前ブログでも紹介しましたが、中井将善先生( 著書 多数)を師事され、その知識や考え方の奥深さにも学ぶことが多くあります。
「今は、田んぼの周りの草も草刈機で一気に刈ってしまいます。以前は沢山生えていた月見草など弱い植物はそれによって生えてきにくくなり、どんどん大切な植物の姿がなくなりつつあります。そんな植物を大切に残していかなくてはいけません。私達はいろいろな植物から命を繋ぐということを頂いています。その事を子供たちにも家庭の中で祖父母、両親から教わって欲しいし、そういうことも食育の一環だと思います」とおっしゃっていました。
「命を繋ぐ」という店主のお言葉に、私はとても感動してしまいました。久司道夫先生の講演会で覚えてような感動でした。
そんなんですよね。私達は毎日命を繋ぐために食事をしているんですよね。
おいしいものを求める風潮が強い中、私達は何のために食べるのかを忘れそうに
なっているような、そんな気がしました。
良い命を繋ぐためには何をすべきか、ここに来て頂ければ、何か発見できるかもしれませんよ。
是非、お出でください。
お待ちしております。
これからの奥出雲は、アメリカ・シカゴの高校生も楽しんだトロッコ列車も走っていて山の緑もいっそう深さをまして、ステキです。
この高校生たちは、21日に横田を離れます。
NHK の島根県や中国地方のローカルニュースでも紹介されました。
沢山の良い思い出を持って帰って欲しいものです。
そして、アメリカで日本の原風景を紹介して欲しいものです。
アメリカでなら、横田が「久司・アヴェリーヌ偕子」の故郷なんだと紹介しても、
分かってもらえるかもしれませんね・・・。

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