鯉こく
今日は、なぜか鯉こくが懐かしくて仕様がない。
なぜなのかしら。
肝臓がよわっているのかな?
幼い頃からずっと、川魚漁の大好きな父が斐伊川で釣ってきた大きな鯉をさばいて、おいしい鯉こくを作ってくれていました。
鯉をぶつ切りにして、野菜などはいれずに自家製のお味噌で2日ぐらいかけて煮て、鱗がやわらかくなったら食べれました。
脂がのっていてとろっとしていました。
とても甘い味がしていました。お砂糖を入れていたように記憶しています。
天然の川魚をよく食べさせてもらっていましたね。
母の作った手作りの野菜と父の摂ってきた川魚。
とっても原始的だったみたいですね。(笑)
自然が大好きな父からほんとうにいろいろなことを沢山教わりました。
とっても感謝しています。
きっと、無人島に放り出されても、山深いところに捨てられても何とか生きていけるでしょう。
父が自然正食の会に入っていた関係で幼い頃にも玄米を食べていました。
お米も直播き栽培などに挑戦していたのを覚えています。
父が病気になり農作業(苗作り)を手伝ったときに「こんなに手間をかけなくても、買った方が安いのに」と言った私に「安心なものを食べさせたいからこうして作るんだ」と怒って答えた父。
ほんとうにひどいことを言ったものだと今でも申し訳なく思っています。
母の作った取りたての野菜では、生気ごと宇宙のエネルギーをまるごと食べさせてもらっていたように思います。
父はいつも、「人間は、四里四方のものを、生気ごと頂くことが大事」と言っていました。
父のような気持ちで、安心安全なお米などの食材をしっかり見極めてお届けしたいといつも思っています。
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