幼稚園へお話にいきました

幼稚園へお話にいきました

昨日は、奥出雲町にある「亀嵩」(地域のキャッチフレーズは、『ここはカメだけ、うさぎはいない』の亀嵩幼稚園の参観日に、「玄米を食べましょう」(マクロビオティックのお話はもちろん)というお話をしてきました。

6/10の奥出雲町でのキルトフェスティバルのシンポジウムで、声をかけてくださった亀嵩小学校の校長先生(幼稚園長兼務)のご依頼で行ってきました。

お話をしてみると、校長先生も無農薬のお米を作っていらっしゃいました。

日本一のお米つくりのえっちゃんとも親しいそうです。

山菜採りも大好きで、私の興味をひくお話をたくさんお聞きすることができました。

校長先生も、自分が小さいときにおじいさんがされていた、「むしろ」編み、竹篭つくりをしてみたいと思ったとき、実はどう作っていいのかわからず、これではいけない、ああ、今のうちにちゃんとお年寄りからいろいろなことを聞いておかなくてはと思われたそうです。

醤油つくり、味噌作り、米飴つくり、絹織り、絣の機織りなど、昔の農家では何でもが自給自足だったのですから、そのことでも話がつきませんでした。

私と同じ思いをされている人が、ここにもいらっしゃったと思ったら、とても嬉しい気がしました。

近い将来、奥出雲の自然エネルギーいっぱいの山菜を、このすばらしい自然ごと、皆様にお届けすることができるかなと感じました。

さて、幼稚園のお母様たちですが、私の娘よりほんの少し年上ぐらいですから、お姑さんとイメージがだぶって拒否反応があるかなと、最初は興味津々の私でした。

話始めには、確かにそんなけげんそうなお母様もいらっしゃいました。

でも、途中から皆さんの顔が真剣になってきて、そして、目もキラキラ輝いてきました。

その変化がしっかりと受け止めれるほどで、とても、嬉しかったです。

この自然いっぱいの地を大切にしていただきたいこと。

マクロビオティックに生きれる理想の地なのですから、まずは、玄米を食べることから知っていただきたいこと。

大きいおじいさん、おばあさん、舅、姑にあたるおじいさん、おばあさんの知恵をしっかり受け継いでいただきたいことをお願いしました。

何と言っても、クシマクロビオティックの食のルーツの地なのですから・・・(久司先生が今年の3月の松江市での「アヴェリーヌ・偕子夫人の追悼講演」で言ってくださいました)。

お話の後、お子さんとお母様と一緒に給食を頂きました。

お隣に座られたお母様が、「自分は、おやつにポテトチップスなど買ったもの与えていました。おばあちゃんは、芋をふかしたりして食べさせていたのですが、実はそっちの方が良かったんですね。」としみじみとした感じで言ってくださいました。

試食の玄米ごはんも「これって、おかずがいらないですね。このごはんだけで十分って気がします。おいしいですね。」とも言ってくださいました。

一人でも、何かを感じて、マクロビオティックな生活をしてくださったら、感謝です。

子供たちも、純粋でとってもかわいく、すてきな環境ですてきな先生たちのもと、きっといい思い出いっぱいつめて大きくなってくれるでしょう。

子供たちが帰った後は、先生たちともお話のすることができました。

ほんとうに楽しい時間をいただいたことに、こころから感謝でした。


ここ亀嵩は、全国TBS系日曜劇場 『砂の器』 (2004年1月18日~3月28日放送;中井正広、渡部謙出演)の舞台となったところです。

殺害された三木巡査の故郷へ今西刑事(渡辺謙)と吉村刑事(永井大)が手懸りを求めて訪れるシーンや、主人公和賀(中居正広)の少年時代などのロケが、亀嵩駅、湯野神社、三成警察署、櫻井家などで行われたんですよ。

環境は、水がきれい、空気がきれい、土がきれいで、おいしいそば屋さんが何軒があります。

近くには、玉峰という山があり、麓には玉峰山荘という温泉付き宿泊施設があります。

今年の3月久司先生も松江での講演の後、お泊りになりました(「砂の器」のロケ隊ももちろん宿泊。)。

ほんとうにいい所です。

たくさんの人に来て欲しいものです。

これからは、トロッコ列車木次線を走ります。

夏休みの思い出にいかがでしょうか。

おいしい空気を吸いにに来てください。お待ちしています。

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