ふきのとうの味噌(ふきんと味噌)の作り方
2023年兎年のふきのとうを摘んできました。
まずは、洗って刻み、水にさらします。
ふきんと味噌に使うのは、なるべくつぼみのものです。
摘みたてのものなら、水にさらすだけで使えます。
時間経過したものなら、多めの湯で茹でてから水にさらし、アクを抜いてから料理します。
伸びてしまったふきのとうも、茹でて水にさらし、アクを抜いてから佃煮にします。
【作り方 1】(油で炒めてから作る・・・母に習ったやり方)
1.ふきのとうを洗ってから、刻み、摘みたてなら、水にさらしてアクが少なければそのまま使います。
日が経っていたら、いったん茹でてから刻み、水に浸してアクを抜きます。
2.水の色が茶色くならなくなるまで、水を替えてアク抜きし、ザルにあげて水分を切ります。
3.フライパンにごま油を少し多めに入れ、水切りしたふきのとうを炒めます。
4.ふきのとうが青く柔らかく炒まったら、好みの量の味噌を入れてさらに炒めます。
5. 味噌の味に合わせて、甜菜糖を好みの量入れます。甘さが味噌だけで十分な場合は、糖分は入れません。
6. 水分をとばして仕上げます。
ごま油で炒めているので、ひと手間かかりますが、香ばしい味わいのふきんと味噌です。
【作り方 2】(茹でて味噌で和える・・・姑に習ったやり方)
1.ふきのとうを茹でて、水にさらしアクを抜ます。
2.アクを抜きすぎないように注意します。水にさらしたふきのとうをしっかり水分を絞ってから刻みます。
3.好みの量の味噌と甜菜糖を入れて和えます。味噌の甘さで十分な場合は、糖分は入れません。
作り方もシンプルですが、味もふきのとうの味がそのまま伝わる、おいしいふきんと味噌です。
ふきのとうのその後は・・・
とうの立ったふきのとうの花芽は、雌雄異株。
花粉をもつ雄株の雄花は黄色味がかった白色の花をつけ、その花も終わると褐色になり枯れてしまいます。
白っぽい花色をした雌株は、受粉したのちには高さ40 ~70cmに生長して、タンポポのように白い綿毛をつけた種子を風に乗せて飛ばして種の保存の役を果たします。
このように花茎が終わると、蕗(ふき)が地下茎から葉をだしてきます。
桜前線も移動していくように、春がどんどんすすんで、もうすぐふきの季節もやってきます。
ふきの色々なお料理も楽しみですね。