雲南市の湯村温泉のCaféで一服・・・
幼い頃から見続けてきた日本の桜百選の一つの斐伊川堤防桜並木が、満開のときを過ぎて、多くの花びらを風に乗せて hira hira と軽やかに最後の名残りを散らしていました。
あきらめきれず、昔ながらの豪華な満開の華やかな桜の花を求め、斐伊川上流の土手をめぐることにしました。
色々めぐり、行き着いたのが、斐伊川の中流始まりの湯村温泉・・・
幼い頃からお世話になった源泉かけ流しの湯元の温泉。
現在は、出雲湯村温泉 元湯 漆仁の湯(しつにのゆ)というようです。
皮膚が弱く、バスに乗って浸かりに来たものです。
幼い就学前、12針を縫う大けがを足に負ったときも、温泉の湯のお蔭で治ったと両親から聞いています。
近くにある一棟貸しのお宿「 tsukaru 」さんは、初めて・・・
ちょうど、Café としてオープンしていたので、入ってみました。
オーナーの若いご夫婦が、気持ちよく対応してくださいました。
コーヒーを注文し、販売用に置いてあった小さなロールパンも戴きました。
この水がおいしいという夫に、温泉水とのお答えが返ってきました。
お料理にも使われているそうで、お出しなどもよくでるそうです。
ケーキ類が完売ということで、シフォンケーキの残りで作ったラスクをコーヒーのおともに出してくださいました。
雲南市の平飼有精卵の白身を使ったシフォンケーキ、食べたかった~~
次回が、楽しみです。
オーナーさんは、こちらに移り住んでから、クシマクロビオティックのことを詳しく知ったとのことで、いろいろと話が弾みました。
斐伊川の流れの音を聞きながら、きれいな桜や、新緑間近な山々の風景を見て、おいしいコーヒーを味わう・・・
わたしの大好きな斐伊川の穏やかな景色とともに、おすすめです。
必ず、温泉道具持参で来てみてください。
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人口減少の歯止めのきかない奥出雲地方です。
若いオーナーのご夫婦には、しっかり根付いてもらえるよう、心から願っています。
田舎風情が好きな方には、湯村温泉湯乃上館とともに、おすすめです。
近くには、リニューアルした国民宿舎 清嵐荘もあります。
上流にダムができて以来、急流の様子しか見ていなかった斐伊川が、今回は、穏やかな昔ながらの風景をみせてくれました。
明日は、2件先にある「煤竹工房奥出雲」を紹介します。