ふきのとうの煮物、佃煮、煮びたし
ふきのとうもいよいよ終盤・・・
とうの立ったふきのとうの処理は、どうしたらいいだろうと思います。
まずは、摘んでからですね。
小さめのものは、ふきのとうの天ぷらに・・・
摘みたてでアクが少なければ、葉っぱを刻んで、花も少し刻んで、やっぱりふきのとうの味噌にしてもいいでしょう。
今回紹介するのは、煮物です。
ふきのとうの佃煮にしてもおいしいのですが、今回は、やわらかかったので、ふきのとうの煮物にしました。
標高700mぐらいの所でできた高原ふきのとうは、平地にできるものより、アクも少なく、はるかにやわらかいものです。
摘みたてを洗って、そのまま1時間ほど水にさらしました。
今回は、摘みたてでアクも少なかったので、そのまま煮ました。
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お酒のおつまみにも、なかなか好評です。
もちろん、ご飯のおかずにも最適なものです。
ふきのとうの煮物の作り方
1.鍋に、醤油とみりんを好みで入れて、さらしたふきのとうを加えて中火にかけます。
2.沸騰したら、弱火にして5分ほど煮て、そのまま煮汁に浸します。
3.30分ぐらいたったら、食べれます。器に盛っていただきましょう。
アクが強いふきのとうの煮物
ふきのとうを摘んでから時間が経ったものや、摘んだときから固かったり、アクが強かったりするものは、まず、下処理をするといいでしょう。
1.鍋に多めの水を入れて沸かします。
2.湯が沸いたら、水にさらしておいたふきのとうを入れます。
3.さらに沸騰したら、5分ぐらいをめどに茹でます。
4.ザルにあげてから、新しい水にさらします。
5.鍋に醤油とみりんを好みの量いれます。さらに、茹でたふきのとうが浸るぐらいの水か出汁を足して、中火で沸かしてから火を止めます。
6.5の煮汁に茹でたふきのとうの水分を絞ってから、1時間以上浸します。
7.味がしみたら、器に盛っていただきます。
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このようにふきのとうを煮物や煮びたし、また佃煮にするときは、つぼみの状態ではなく、とうがたって花がひらいたような状態のほうが扱いやすくて、できたものもおいしいように思います。
自然の流れにそって成長するふきのとうを、大切に食べてみるといいでしょう。
ただし、成長するにしたがい、アクも強くなっていきますので、茹でて水にさらしてアクを抜くようにします。
茹でて水にさらせば、おおかたアクは抜けます。
なので、なるべく、重曹などは使用しないようにおすすめします。