喘息には・・・ごま塩 or 梅干し・・・
昨日のブログで紹介した「喘息には・・「蓮根の本葛湯」・・・作り方」の続編です。
喘息の発作が起こったとき、病院に駆け込む前に、とりあえずはごま塩か梅干しを食べましょう。
そう、食べてからから病院へ・・・・
クシマクロビオティックの即効性のあるお手当としては、
「ごま塩や梅干しを少量とると、肺胞が収縮して、ただちに発作が解消される(引用:久司道夫著 THEマクロビオティック)」と紹介されています。
ごま塩について
「ぜんそく・切り傷 ・ めまい ・ 薬物アレルギー ・ てんかん ・ 失神 ・ 前頭部の頭痛 ・ 乗り物酔い ・ 吐き気と嘔吐 ・ 神経の疾患・鼻血・脾臓破裂
ごま塩は、炒ったごまと自然海塩を合わせたもので、ふりかけとしての使用に加え、手当として迅速な血液強化のために用いられる。
陽性化の即効性があり、極陰性な症状や反応の中和に効果的である。」
(引用:久司道夫著『THEマクロビオティック』P529)
「ごま塩の作り方」も参照してください。
ぜんそくの他に、車や電車で酔ったときやふらつくときなどにも効果がありました。
車酔いをするかもしれないドライブに行くときなどにも、用意して行きます。
自分で作れない方には、これもおすすめです。
以前は、「食品開発 久司道夫のごま塩」として販売されていたごま塩です。
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国産の黒ごまと、奥能登の塩で作られている貴重なごま塩です。
梅干しについて
「エイズ・ぜんそく・めまい薬物アレルギ . ・赤痢・腸炎・てんかん 失神 食物アレ ルギー・胆のう疾患胃腸炎 頭深部の頭 痛インフルエンザ・肝臓疾患・ライム病 . . BSE(牛海綿状脳症) 精神の障害 乗り物 酔い・吐き気や嘔吐 神経の疾患・卵巣の疾 . 患・膵臓疾患 胃の疾患 脳卒中 その他多 . . くの症状
梅干しは、酸味の欲求を満たし、 とても強力なもので、疲労回復・酸性やアルカリ性の中和血液やエネルギーの循環促進などの効果がある。」
(引用:久司道夫著『THEマクロビオティック』P512)
梅干しは、自分で漬けるのが理想です。
自然塩と紫蘇とともに1~3年漬けたものが、おすすめです。
お手当に使う梅干しは、5年以上熟成させたものが理想です。
これは、私が我が家の庭にある梅で漬けた梅干しです。
塩分は、18%で漬けています。
いろいろ試して一番いい割合が、18%でした。
わたしがお料理に使う塩ではなく、漬物などに使う塩は、能登半島の荒波の花です。
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昔の人は、30%ぐらいで漬けていました。
塩の割合が低いとカビが生えます。
カビを防止しようと、焼酎に漬けたりとかする人もいます。
カビの防止には、ある程度の塩分濃度は必要です。
少々塩からくても、年が経つほどに、自然塩のしょっぱさがとれて、まろやかになっていきます。
食べ比べれば、よく分かります。
この梅干しは、5年以上、熟成したものです。
種の中の白い実(仁)の成分もしっかりしみでています。
わたしは、種を割って、この仁も食べています。
また、こんな梅干しには、賞味期限はありません。
亡くなった母が20年以上前に漬けた梅干し(白干し)を、今でも煮物に使っています。
この頃販売されている梅干しの多くは、いったん20%ぐらいで漬けて、
水で塩分をぬき、味付けし、保存料を追加して、一見おいしく作られます。
だから、賞味期限があるんです。
自分で漬けれない人は、地元の農産物直売所などで購入するのがおすすめです。
ただし、どんな塩で漬けているのか気にかけて買うようにしましょう。
最近は、通販でも、田舎の方が漬けたものも販売されています。
いろいろ試してみるといいでしょう。
梅、紫蘇、自然塩だけで漬けられたものを選びます。
熟成期間も2年以上のものがおすすめです。
ごま塩と梅干しは、さまざまなお手当の助けになります。
いつでも、すぐに口にできるように、小分けしてバッグなどにしのばせておくとよいでしょう。