春の山菜・・・セリのおかず二品・・・
春の山菜、セリが手に入ったので作りました。
ごま和えと白和え(クルミ入り)と・・・
手に入ったセリ
まずは、洗う。
根本に泥がついているので、たっぷりの水でしっかりと洗う。
少量の水を下記の量ぐらい入れて、中火でゆでる。
茹でている途中で、天地返しする。
茹で上がったら、ザルにあげて冷ます。
天然のもので、日が経ったものや、アクが強そうなものは、水にさらす。
そうでなければ、水にはさらさない。
冷めたら、茹で上がったセリをしぼり、2㎝ ぐらいの長さに切る。
これを、2等分する。
ごま和えの作り方
1.ボールに切ったセリと、すり胡麻、醤油を入れる。
醤油の量は、好みの量で・・・
これを、しっかりと手でしぼるようにして、汁をだす。
その汁を吸わす。これを繰り返す。
箸で混ぜただけではおいしくできない。
こうして、中まで味がしみておいしく出来上がる。
完成したら、器に盛る。
白和えの作り方
1.ボールに、茹でて切ったセリ、乾煎りしたクルミ、水切りして裏ごしした豆腐を入れる
2.これに、自然塩を好みの量入れ、さらに、風味付けに醤油を少し入れて、
混ぜ合わせる。
完成したら、器に盛る。
自分で摘むときには、毒セリ(オオゼリ)を混ぜてつまないように気をつけましょう。
毒セリ(オオゼリ)は、セリに混ざって生えていることがあります。
根が白いひげ根なのが、セリ・・・
緑で太い地下茎で、その中が空洞で、香りがないのが毒セリ。
確実なのは、香りを確認しながら摘むことです。
毒セリで食中毒を起こしては、食べる意味がありません。
天然のセリが栄養価も香りも高いのですが、田んぼに生えているものは、農薬のまかれていない土地のものを選びましょう。
水の流れている川辺のものもおすすめですが、きれいな上流の川辺を選ぶようにしましょう。
セリには、βカロチン、ビタミンC、ミネラル、ビタミンK、葉酸、カリウム、マンガン、鉄、銅、食物繊維が含まれています。
香りには、オイゲノ―ル(鎮静効果がある)やピラジン(血液凝固を防ぎ血栓を予防したり、肝機能を強化する)という成分も含まれています。
いろいろな薬用効果もあるようです。
自然の理に沿って、春にはぜひとも食べておきたい山菜です。