茶道のお稽古・・・ in 奥出雲
冬の間、お休みしていたお茶のお稽古に行きました。
裏千家です。
久しぶりのお点前は、うろ覚え状態でした。
先生は、毎日正座して、お稽古なさるそうです。
さすが・・・なんでも、毎日コツコツ積み重ねの努力が必要なんですね。
学ばせていただく者なら、なおさら毎日のお稽古をしなくてはと思いました。
こんな思いになるときは、いつも大谷翔平くんを思い出します。
3月の設えは、おひな祭りにちなんだものでした。
お点前は、炉の平点前、更好棚を使った棚点前です。
お点前を終えた更好棚です。
こんな時間をいただくと、日本の茶道のすばらしさを再認識します。
また、茶道とならんで華道も同様です。
結婚しなければならない時代には、花嫁修業として習ったものです。
時間に追われる今の若い方たちにも、是非、こんな落ち着いた時間を経験していただきたいものです。
「道」がつくだけあって、その奥深さは、学びきれないほどです。
茶道は、ただお茶をたてて飲むだけでなく、
お辞儀の仕方、お辞儀の種類、
掛け軸、生け花、その他の多くのお道具の種類や作者、銘などなど・・・
この頃は、Youtube などでもお点前が紹介されています。
見るだけでも、楽しいものです。
お菓子は、松江市にある三英堂の上生菓子でした。
三英堂のお菓子で全国的に有名な茶道のお菓子は、
菜種の里です。
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松江市には、他にも、たくさんの和菓子屋さんがあります。
ちなみに、松江市は、「京都」と「金沢」と肩を並べ三大菓子処として有名です。
そして、お茶も和菓子も、その消費量は、毎年全国で上位をしめています。
お茶のお稽古の後、皆さんとのおしゃべりTime も楽しみの一つです。
古民家の落ち着いた空間や、周りの景色、田舎の清らかな空気、
そんな環境のすべてが、自分へのご褒美のように感じられます。
お稽古を通じて知り合えたお友達・・・
愛おしい自分へのご褒美は、人へのやさしさにつながっていくように感じます。
誰にでも、必要な時間です。
また、この古民家は、
「泊まれる博物館」として有名になった奥出雲多根自然博物館が管理する宿泊施設になりました。
大人気で、予約が取りにくいようです。
時々、お茶の先生とご一緒に、お茶の体験と、マクロビオティックベースの田舎料理での点心でのおもてなしをしています。
ご要望があり、タイミングがあえば、おもてなしも可能です。
多根自然博物館の方にお問い合わせください。