タルトタタンを焼きました。

マクロビオティック
タルトタタン

奥出雲町の県境をまたいでの隣町、鳥取県日南町にあるハーブ園で栽培されたりんごを分けて頂きました。

5時間かけて、3度目の正直、タルトタタンができました。

長い時間かかりながら、今年は作り始めに2度も失敗!

やっと成功しました!!

今回は、タルト生地は焼かず、玄米フレークを細かく砕いて台にしました。

私の場合、鍋に紅花油を敷き、りんご(今回はあきひめを使用)だけを敷きつめ重ね、その鍋をガスコンロの弱火に5時間かけて作ります。

4時間半でも足りません。やっぱり5時間ぐらいで黒い飴色になります。

甜菜糖もバターも使いません。凝縮されたりんごの甘さと酸味で十分に美味しい天然の味のおやつの出来上がりです。

甘すぎない、自然な甘さは特に男性に好評です。

このりんごは、ハーブ、薔薇、りんごの他の果樹、野菜などと一緒に大切に栽培されたものです。

この園では、日本ミツバチが飛び交っています。

りんごも必要な時期に最小限の薬品を散布しないと、食べれるものができないそうです。

 

とにかく日本ミツバチに影響しないものを、知識と技術と努力を惜しみなく発揮してうまくコントロールしているとの事です。

落下防止剤も使用されないので、落下しやすいりんご(紅玉など)の時は大変です。

「収穫するから取りに来てー!」というお声がかかったら、すぐに貰いに行きます。

なので日本ミツバチも元気に生き続けています・・・・・なので・・・秋には美味しい百花蜜が絞られます。

先日、その作業が済み、私の手元にもその貴重な日本ミツバチの蜂蜜が届きました。

私もその絞り作業見学に誘って頂いたのですが、作業開始が予定より早まったため、見ることはできませんでしたが、後から写真を見せてもらいました。

写真からでも、作業の大変さが伝わってきました。

今年の蜂蜜は、昨年より花粉が多く含まれていて、糖度も昨年より高く81度だそうです。

なめてみると、百花蜜です。今年はバラの香りも強く感じましたが、様々な香りが豊かに混ざり合って、日本ミツバチ達の元気なパワーをもらい受けるのがわかります。


さて、日本ミツバチは、西洋ミツバチに比べ農薬に対して約10倍弱いということです。

ネオニコ系農薬のハチへの影響は深刻で、その農薬の中でも、日本ミツバチに対する毒性が最も高かったのがジノテフランという農薬だそうです。

EU諸国では、ミツバチ大量死事件を受けて、ネオニコチノイド系農薬3種(イミダクロプリド、アセタミプリド、ジノテフラン)は2013年12月よりEU全域で使用が原則禁止となっています。

それに比して、農薬にゆるい日本!!

 

自分の身体をつくってくれる食べ物です。

どんな環境でどんな人に作られているのか、せめて主食のお米だけでも選びましょう。

 

大学病院で原因不明と言われ、「自分の身体は自分で守るしかない」ことを悟り、民間療法を渡り歩き元気パワーを維持している私。

でも、病院嫌いではなく、ちゃんとお医者様と仲良くデータを共有しています・・・・

そんな私が思うことは、自分の身体を守る食べ物が育つ環境も、行政にばかり頼るのではなく、自分達で守るしかないということです。

そんな思いでいる方達と繋がりあって、身体に入っていく食べ物、水、空気などなど、守るべきものは大切にしあっていかなくてはと思います。

こんな皮ごと食べれるようなりんごや、日本ミツバチの百花蜜、無農薬のぶどうやレーズン・・・などなどが私の元に来てくれるのも、そんな方達との優しくて深い繋がりがあってこそです。

こんな繋がりのお蔭で、今年もタルトタタンができました。

心から感謝です!

 


奥出雲食房では、このりんご園の平成29年産のりんごで作った「りんごジャム」の販売をしています。

甜菜糖だけで作っています。他の添加物は一切入っていません。

甘さ控えめでファンでいてくださる方も多いジャムです。

一度お試しください!!

よろしく、お願いします。

 

 

 

 

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