今年も美味しいサツマイモを姑が作ってくれました。
以前は、あまり好きではなかった焼きイモ・・・・。
数年前から、食べるようになり、この頃は、とても美味しい食べ物と感じるようになりました。
石焼イモがやっぱり一番美味しいと思いながら、自宅でできる石焼イモの作り方を思案していましたが、思いつきました。
我が家にあるラ・エミーズの磁器鍋を使っての焼きイモです。
水も入れず、鍋にイモを入れます。
一番弱い火で、じっくりと焼きます。
焦げ目がついて、美味しく焼きあがりました。
途中で、イモを回転させてじっくりと焼きます。
ホコホコの美味しい焼きイモができます。
小さいお子さんのおやつには最適です。サツマイモは陰性の強い食材なので、このように陽性の調理法で作る焼きイモは、とても理にかなった食べ方と言えます。
陰性が強いから食べないと言うのではなく、旬の美味しいこの時期、調理法を考えて食べれば良いと思います。
今回は、ホコホコの焼きイモになりましたが、もっともっと時間をかければ、もっちり感のでるものになります。
時間をかけるほど、ねばりや甘さが増すように思います。
イモの種類にもよるでしょうが、もっちりした焼きイモが私は好きです。
イモだけの味、こんなおやつは小さい子供達に食べさせたいものです。
数年前になりますが、幼稚園で、若いお母さん達にマクロビオティックについてお話する機会を頂いたことがありました。
その中に、「姑が与えるサツマイモを蒸したような手づくりおやつを子供に与えたくなくて、いつも、ポテトチップスなどを買いおきしていました。今日、お話を聞いて、姑の作るおやつが子供にとって良いものだと気付きました。ありがとうございました」と言ってくださるお母さんがありました。
ああ、この方一人でも、私のお話を分かってくださったのなら、お話させていただいた甲斐があったと有り難い気持ちにさせてもらいました。
私の学びもまだ浅いときに頂いた、有り難い機会でした。
以前は、夫とのティータイムに必要なおやつは買い置きしたりすることもありましたが、この頃は、すっかり手づくりのものばかりになってきました。
収穫の秋は、栗の渋皮煮、イチジクのワイン煮、りんごのコンポート、アップルパイ、焼きリンゴなどなど・・・・それから派生してクレープに包んだりもして・・・・簡単おやつですが素朴な自然な味が楽しめています。
子供の味覚は、毒されていない分、純粋です。
小さい子供が美味しいと感じるものこそ、自然そのものの味といえると思います。
今までも、その様子を目の当たりにすることに何度も出会いました。
私達大人が、そんな純粋な子供の味覚を壊していっているといってもよいかもしれません。
添加物まみれの食品を、どれだけ食品の裏側を見ながら吟味して子供達に与えられているでしょうか。
インスタントラーメンなどのスープは、白い粉だけでつくりだされています。
炭酸ジュースもしかり・・・・。
安部司氏の講演会を聞きに行ったことがありますが、その恐ろしいこと。
私達の知らないところで、得体の知れない物質から、さも出汁からとったような、美味しいと感じるものが作られているのです。
何度か参加させていただいたロハスフェスタで、我が家の自然栽培・無農薬・天日干しで作ったお味噌を販売したことがありました。
本物の味をと、お子さんやお母さんなど行き交う人達に味見をしていただいたのですが、子供達の反応の方が早く、子供達がお母さんを連れてきて「このお味噌買って」と言ってくれました。
他の食材も同様でした。
お母さんは、こんなもの・・・・というお顔をされているのですが、子供達が何度も試食品を食べに通ってくるのです。
とうとう根負けしてお母さんも試食。
「美味しいですね。以外でした」と購入してくださったりもしました。
大人の感覚で、子供はハンバーグやお肉が好き・・・・と思わないで欲しいと思います。
そんな食事を与えるのは大人。また、給食での献立。
家では、食材そのものの味を壊さないで、添加物のない調味料で味付けしたものを食べていただきたいものです。
我が家でも、今日はハンバーグをしました。
お肉は使用せず、黒豆の煮豆が残っていたので、それを刻んでつぶし、グルテン粉、玉ねぎのみじん切り、パン粉、レンコンのすったもの、本くず粉を混ぜ合わせ、こねて種にしました。
有機のケチャップ、ソース、お醤油を混ぜ合わせてソースとしてみましたが、夫はなんの不平も言わず美味しそうに食べてくれました。
買えば、なんでもある現代です。
一手間かける時間もないほど忙しい働くお母さんたち。
何とか一品でもいいので、頑張って欲しいものです。
子供達の本来の味覚が壊されないように・・・・・。
味覚破壊は健康破壊に繋がっていくものだと私は思います。
焼きイモの手軽な作り方発見に感謝!!
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