7月21日(日)は、朝から忙しい一日でした。
早朝から集落の草刈りの掃除があり、今年は夫が出ました。
昨年は、都合で私が出たのですが、斐伊川の土手の周辺の草刈りです。
お盆を前にしての作業なのでしょうか。
男性は草刈り機を使っての作業です。
女性の参加も多いのですが、草刈り機で刈り取られた草寄せの作業担当となります。
早朝とはいえ、熱い中、皆さん、黙々と作業されています。
いつも思うのですが、本当にその姿には頭が下がります。
私も地区の行事に参加するようになって、自分が感じていた以上に、改めて、皆さんが力を合わせて日々生活されていることを知るようになりました。
先日、山口県の周南市では、小さな集落で悲惨な事件がありました。
限界集落が多発している日本にあって、よそ事ではないという集落もあるかもしれません。
小さな村から外に出たこともなく、そこだけのルールで生活していた人ばかりなら、視野の狭さがあったりするのでしょうか。
また、偏った考え方があったりするのでしょうか。
どうして、あんな大事件が起きたのか、結果だけを見るだけではなく、同様の事件が起こらないためにはどんな手当が必要なのか、行政はしっかりと見極めて対処して欲しいものです。
結局、こんな事件も風化して、根本的な所の解決がないまま、また同様な事件が起きたりするからです。
私の奥出雲の集落には、若い頃、アメリカにいたり、東京にいたり、様々な地で貴重な体験をした人が多く、飛び交う話題の幅が広いのに驚きます。
色々な行事もありますが、若い方やお子さんの参加も多く、それにもいつも感激します。
この日の草刈り清掃の後には、グランドゴルフが計画されていました。
私たち夫婦も参加させていただきました。
夏休みでお子さんを連れて帰省されている方たちの参加があったり、お子さんだけがおばあちゃんの所に来ていて参加されていたり、心がホッコリあたたかくなるようなイベントでした。
小さなお子さんが自分の背丈ほどの大人のラケットを振り回して、一人前にボールを打ってる姿も微笑ましいものでした。
お子さんの数の多いご家族は、一家族だけで一チームできたりして、それもきっと夏休みの貴重な思い出になることでしょう。
グランドゴルフが終わってからは、直会がありました。
直会の後半には、奥出雲町消防団鳥上分団県大会出場隊(ポンプ車の部)の激励会も用意されていました。
忙しい日々の中で、訓練されている皆様が、凛々しい姿で登場され決意表明をされました。
老若男女が集っての直会です。いつも、すばらしいご馳走がでてきます。
自家製のお漬物を出す方がいらっしゃるのですが、その美味しさにはいつも感動します。
漬け方を教わっては、私も試しています。
今回は、瓜ときゅうりを前年の粕漬けの粕床に漬けたといわれる美味しい美味しい粕漬けのお漬物を食べさせていただきました。
また、自家製の無農薬のとうもろこしもおしげなく出してくださる方があり、心行くまで食べさせてもらいました。
我が家もそうですが、とうもろこしは、一番美味しいと思われる収穫のときに動物に取っていかれてしまうのです。
舅も二年連続でそんな目に会い、それ以来、とうもろこしを作るのをあきらめました。
そんな貴重なとうもろこしですから、味わい深いものがありました。
お料理を頼まれてお出しするときに、地元のとうもろこしをと探すのですがなかなか手に入りません。
やっと手に入れてお出しすると、皆さん、とても喜んで食べてくださいます。
そんな事情をお話しして、「来年はお願いします」と頼めたのも私には大収穫でした。
若いお母さんたちとお話ししたり、同年代の方たちとお話ししたり、色々な事を教わったり、可愛いお子さんたちの元気な声にこちらが大きな力をもらったり、素敵な一日でした。
私も日常の憂さを晴らすことができました。
企画をして、お世話をしてくださる方たちには、心から感謝です。
本当にありがとうございました。
玄米を美味しく・・・の炊き方
身体においしい玄米
コメント