東日本大震災から一年・・・・

東日本大震災から一年・・・・
朝からテレビでは、これまで報じられていなかった各地の様子、
思いを伝えてくれました。
報道されたのは、ほんの少しでしかない被害でしょうが、
被害にあった方の数だけ、深い悲しいドラマがあることが
よくわかりました。
遅々として進まない復興。
自力で前に進んで頑張っている人たち。
昨年の3月11日2時40分ごろ、私は車を運転していたのですが、ラジオから突然地震を伝えるチャイムが鳴りました。
番組を中断してのその音は、初めて体験するものでした。
でも、津波の高さを3mと言っていたように記憶しています(定かではありません)。
いつも聞く津波警報で、結果はそんなに高いものでないことが多かったため、私も「ああ、また地震? でも、大丈夫」と気楽に思っていました。
帰宅して、さっそくテレビで地震の様子をと、見て驚きました。
今まで見たことも、想像したこともない、町が大津波に飲み込まれていく様が映し出されていました。
まるで、悪夢をみているようでした。いや、これは夢・・・と願いました。
間近でカメラを回している人の叫び、どんなにつらかったことでしょう。
いつも私に何ができるだろうかと問います。
そして、思います。
正しい食事を伝えること。
マクロビオティックを正食を・・・・日本人の食事をお伝えすることと・・・。
福島原発の事故がなければ、震災の復興はきっと、もっともっと早くすすんでいたことでしょう。
現在の原発の技術が、稼動するに足る技術に追付いていないことが分かりながらも、また、原発再開を望む人たちがいることに驚きます。
「朝まで生テレビ」という番組で、故郷を追われ、避難生活をなさっている女性が大臣に、「奥様、お子さんと福島に来て住んでください。そうすれば、私たちの気持ちになって考えてまらえるでしょう」・・・と。
大臣の答えは、「はい」とは言わず、「選挙区である地元に家族を置いていて事情が許さない」という旨のことをおっしゃっていました。
そして、国も東電も、ちゃんとしたデータをださないばかりに、子供達がどれだけ被爆しているかさえ把握できない状況であることも伝えていました。
ほんとうにとんでもないことです。
これからの長い人生を生きる若い方、お子さんには、やっぱり放射能を受けて欲しくはありません。
玄米菜食は、放射能物質を排泄する力を持っていると言われています。
また、それが実証された方もいらっしゃいます。
私たちは、もっともっと、自分で学んで、自分の子供、家族を守らなくてはと思います。
今日は、ソフトバンクの孫正義社長がソーラー発電について夢のような話をされていました。
モンゴルやゴビ砂漠で発電した電気を、東アジアに送電するとも。
今は夢物語かも知れないけれど、実現すればどれだけ素敵なことでしょう。
私たちの今の生活は、お金を追いかけなくては成り立たなくなって、大切なものが失われていっているように思います。
もっと、ゆったりと時間が流れる生活、昔のように家族が必ず一緒に丸い食卓を囲んで夕食がとれるような生活・・・・。
私たちは、ここできちんと今の生き方を見直さなくてはいけないのではないでしょうか。
これだけ大きな犠牲があったのです。
それに報いるためにも・・・・。
流されず、この突きつけられた、これからの生き方について、もっと真剣に考えていかなくては、犠牲になった方たちに申し訳ないと思います。
どんな生き方がしたいか、どんな環境にしたいか・・・・。
何が大切なのか・・・・。
ほんとうに真剣に、一人一人が考えなくては・・・。
そして、孫社長のように実行していければ・・・・。
東日本大震災でお亡くなりになった方のご冥福を心からお祈りした一日でした。
被害にあった方たちに、何ができるか、自分に問い直した一日でした。

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