今年は、奥出雲町では、柿が大豊作です。
松江の家から奥出雲の家に帰る道中にも、鈴生りの柿の木をたくさん見かけます。
えっちゃんの所へお米をもらいに行こうと電話をすると、「今、柿をとっちょうがね。来んかね」というお言葉。
以前にも行ったことがあって、熊もでたという山だったので、「熊は出ない?」とつい聞いてしまいました。
「せわないわね(大丈夫だよ)」というお言葉を信じていってみました。
ここも、大豊作でした。
柿も葉っぱが落ちたときが採り頃だそうです。
これなら熊も食べに来そうです。今年は山の奥も食べ物が豊富かもしれません。
自然の恵です。育てる必要もなく、収穫するだけでいいのですから、本当の恵です。
有効活用できたらいいのにと思います。
田舎も高齢化で、こんな畑だった場所がすごい勢いで山に戻っていっています。
収穫した渋柿です。熟し柿は冷凍にして保存します。
シャーベットのようにして食べるとおいしいですよ。
えっちゃんは、今年は柿酢に挑戦するそうです。
柿の先っぽは少し皮を残します。先から垂れて落ちないためです。また、ヘタの周りの皮も少しですが残します。こうすることでヘタと実が離れて落ちることを防ぎます。
姑から教わったことです。
今年の奥出雲の我が家の柿は、舅と姑で干し柿にしていました。
20連できたということでした。
皮も天日干しして、沢庵漬けのときに使います。この柿の甘さが沢庵漬けをおいしくしてくれます。
カビないように、焼酎をふきかけて干したところです。しばらくは、ときどき焼酎を吹きかけます。
早く干した人は、カビがきてしまったそうです。
冷たい空っ風がふくようになると、よく乾くのですが・・・・。こんなところにも温暖化の影響があるようです。
乾燥途中で冷凍しておいて、良いときに解凍して食べるのも、やわらかくて美味しいですよ。
しっかり乾燥した干し柿は、レーズンの代わりにしてお菓子作りにも役立ちます。
たくさんの恵をいただいたことに心から感謝です。
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