少子化が問題と騒がれている。
私が高校生になった頃、昭和41年(1966年)に日本の人口が1億人を超え、世界の人口が32億人に達していますが、「こんなにドンドン人口が増えていったらどうなるのだろう」と感じたものでした。
そして、2004年には世界の人口は64億人と38年間で倍になりました。
よく父が、「そのうち食糧難の時代がやってくる」と言っていましたが、昨今の人口増加をみると正に父の言葉どおりと思います。
それに反して日本人の人口は減少してきています。先進国では軒並みそんな状況が見られます。
そして、それが大問題のようにメディアでは報じられています。
ほんとうに大問題でしょうか。
このまま人口が増加していくことの方が大問題ではと思います。
地球の自然と人口のバランスがちょうど良いポイントを越してしまった今、そしてこれからが問題ではないでしょうか・・・・。
世界各地で日本食ブームが起こっています。日本食といってもご馳走すぎるお刺身、寿司、天ぷらなどが特にもてはやされていて、刺身や寿司ネタの魚介類が日本人の口に入りにくくなるほどになってきています。
これも食料バランスが崩れてきている例の一つと言えるでしょう。
穀物は作る土地さえあれば、何倍にもなって私たち人間の空腹を満たしてくれます。
お米は1粒で数百粒を生み出します。
こんな拡張性のある食材を生産していけば、食糧難に立ち向かうことも可能ではないでしょうか。
たとえば、牛肉を食べるために、どれだけの水や、飼料として大量の穀物が牛の飼育に消費されているのか、私達はどれだけ把握しているでしょう。
また、その牛肉や乳製品を多食する欧米食になじんだ日本人は、かつてのアメリカがそうであったような肥満、ガン、心臓病などの病気をかかえるようになりました。
マクガバン・レポートについてもウィキペディアでも紹介されるようになりました。
今こそ、日本もこのマクガバン・レポートが必要ではないでしょうか。
都会に行くと、肥満で汗をかきかき歩いているサラリーマンを多く見かけるようになりました。
電車でそんな人と隣り合わせになるとき、異様な体臭に驚かされます。
そして、リンパ液が滞ってむくんでいる人の多いこと。
リンパマッサージの認定セラピストの私にすると、気になって仕方ありません。「あゝ、ちょっとリンパマッサージすれば、こんなむくみすぐにとれて素敵になれるのに・・・・」と思いつつ、そんな人達の横を通り過ぎる時、罪悪感さえ感じてしまいます。
食育などと生易しいものでなく、今、侵されている食害について国がちゃんとした指針を示し、ちゃんとした方向性を示すべきときにきていると思うのですが・・・・。
企業が儲けるための食ではなく、人、一人一人が健康で元気に生きていける食を追及していくべきときがきています。
マクロビオティック食もその一つではありますが、こんなに食が多様化している現代では、色々な健康になるための食事方法も示されています。
多様な食事方法を試しながら、自分に合ったものを探し出したいものです。
そして、もう一つ大切なのはボディワーク。
私は、リンパマッサージに出会い、毎日元気に過ごすことができるようになりました。
私からセルフリンパマッサージを習い、ちゃんと実行している方たちは素敵に変身しています。
日本の人口は減少していますが、それを重要視するより、病人を減らし元気に暮らせる日本人を増やすこと、そちらにもっと視点を移して欲しいものです。
老人の貯金を引き出すために老人ホームを増やすのではなく、元気な老人を増やして、老人も若者も元気に働く国をつくること・・・・・何でその方向に向かっていかないのでしょうか。
私達の若い頃は、中学を卒業した子達が金の卵ともてはやされ、集団就職で田舎から都会へと飛び立っていきました。
これからは、仕事を確保できない日本から海外へ飛び立っていってもいいのではないでしょうか。
そして、かつて年老いた親が田舎に残されたように、日本に残された親が元気に留守番すれば・・・・、それもこれからの選択かも知れません。
海外から多くの人たちが日本に入り暮らすようになっています。
また、日本人も世界中に散らばって暮らすようになりました。
いつかこの地球から国境が消えて、混血が進み、人種差別のない平和な国ではなく、平和な地球ができていったら・・・・・。
人口増加もそんな世界ができていく過程であってほしいものです。
毎日の食事を大切にして、元気に一日一日を暮らしていけますように・・・。
今日も元気に過ごせたことに、心から感謝です。
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