献穀田田植式がありました。

[:祝:] 4月27日に献穀田田植式が奥出雲町の竹崎でありました。
献穀田田植式とは、熱田神宮に奉納する米の田植え式のことで、
今年は奉納を始めてから70年という節目にあたり、初めて
熱田神宮の小串宮司夫妻と出雲大社の千家宮司夫妻が来訪されての
神事になりました。
白装束を身に包んだ5人の神官によって、厳かな神事が執り行われました。
神事に続いて、地元で組織される人達や小学生たちが田植えをしました。
風土記抄で「横田郷竹崎村」と称される現奥出雲町の竹崎には、
スサノオノミコトが八岐大蛇を退治し高天原から降臨した地である
鳥上山(とりかみやま) (出雲風土記に記載。江戸時代より
船通山(せんつうざん)と呼ばれる) があり、その頂上には、
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)出刀の碑があります。
天叢雲剣は、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治したときにオロチから
出てきた立派な剣で、天皇の即位の印である「三種の神器」の一つです。
現在、熱田神宮に収められています。
その縁で、奥出雲町竹崎から毎年熱田神宮へ献穀がされてきました。
ただ単においしいお米の仁多米ではなく、歴史の深い地のお米でもあるんですね。
鳥上山(現 船通山)は、神話の山というだけでなく、自生カタクリの群生する
山としても有名です。
また、、国の天然記念物である、根回り16m、高さ34mに達する巨木「竹崎のカツラ」もあります。
やっぱり、奥出雲町ってすごい所ですね。
古民家もできました。
皆さん、来てみてくださいね。

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