松江では桜の満開を過ぎた4月11日、奥出雲町で田舎ツーリズムの
拠点となる『奥出雲・古民家 暖々』のオープンセレモニーを開催
しました。
桜はつぼみでしたが、梅が満開で家に向かうアプローチは梅の香りに
包まれていました。
このブログでも紹介してきたのですが、築200年を越す古民家を
借り受けてのスタートです。
元々、奥出雲・横田庄の荘園の代官(安部家)の分家であるため、古いものが
色々残されていて、ほんとうにおもしろいんです。
整備はまだまだ、まだまだ、そしてほんとうに大変ですが、楽しんでできること
からやっています。
どんな風に変わっていくのか、これからが楽しみです。
たくさんの地元の方たちの助けがあって、ここまできました。
次の世代に良い形で渡せるまで、私もお手伝いしていこうと思っています。
少しずつ、このブログでも紹介していきます。
本稼働は7月頃からになりそうですが、応援してくださいね。
今回もお料理を作らせて頂きましたが、地元からは横田小蕎麦の
寒晒し蕎麦が振舞われました。
寒い2月の気温が零下の時期に蕎麦を10日間、冷たい真水に晒した
お蕎麦です。
それも、幻の横田小蕎麦です。
蕎麦の香りが強く、しっかりしたコシ、甘さは、身体がおいしいよ~
と訴えてくるほどにほんとうにおいしいお蕎麦でした。
作ってくださった真心ごと頂きました。
中村ファームさんのチコリのえごま味噌添えもでてきました。
豆腐マヨネーズも添えて、おいしい一品(逸品)になりました。
奥出雲食房の提携ファーム・中村ファームさんのチコリも最高でした。
まだ、量産されていないため、松江で少し販売されていますが、評判は上々です。
とっても、しっかりしていてきれいなチコリです。
写真におさめておけば良かったのですが、お料理の方で忙しく撮り損ねて
しまいました。
私のお料理、はてさて田舎の方たちに受け入れていただけるかどうか心配でした。
「なんだ、いつも食べとーもんばっかしだがね」といわれるのではないかと・・・・
でも、喜んで食べて頂きました。お土産で持って帰ってくださる方もあって
ホッとしました。
受け入れてもらえたんだと、勝手におもうことにしました。
「食べていて身体が楽です」とか「寝覚めがよかったです」とかというお言葉が
頂けるようになったことが何よりのご褒美です。
ここまで来るのにも2年かかりました。
久司先生の講演会の後からのお話でしたから、やっとという思いですが、
クシマクロビオティックのルーツの地としての拠点にもなればと願っています。
ここまでたどり着けたことに、心から感謝です。
コメント