奥出雲のおそば屋さん
10月に奥出雲町にまたまたおいしいおそば屋さんが誕生しました。
奥出雲の鉄師頭取御三家(卜藏、絲原、櫻井)の一つ櫻井家の入口にできた「清聴庵」です。
そば粉100%の十割蕎麦です。
出雲地方の蕎麦は玄蕎麦といって皮ごと挽くため色が黒く、固めでこくがあります。
この清聴庵のお蕎麦の粉は、櫻井家の敷地内にある水車で2時間半かけて粉に挽くそうです。
ぐるぐる回す石臼ではなく、上からついて粉にしていくのだそうです。
そのため、皮と実の間のふすまもきれいに粉になり、そのふすまがそばを打つときのつなぎになるそうです。
十割蕎麦には水以外何も入らないそうです。
私は、釜揚げを頂きましたが最高においしいお蕎麦でした。
景色もすぐ脇下を川がながれ、さまざまな黄色や燃えるような赤の秋のもみじが、その川を包むようにおおいかぶさっている様は、日本の秋そのものでした。
ここのもみじは、その昔、京都の高尾から取り寄せて植えられたもので、色の深さが違うと聞きました。
おいしさと景色とを一度に楽しめて、最高の昼食になりました。
※10月、11月は毎日営業のようですが、12月以降はわかりません。
お出かけになるときは、営業日を確認した方がいいでしょう。
今日の私のお昼ご飯
今日の私のお昼ご飯です。
左上・・・白かぶの本葛あんかけ
中央上・・うぐいす菜のあげとのゴマあえ
右上・・・ムベ(デザート、アケビの仲間で海岸沿いでできるもの。)
左下・・・黒豆玄米ごはん
中央下・・味噌汁(白菜、大根、人参、あげ、わかめ)
右下・・・津田かぶ漬け
食材のほとんどが、自家製です。
今日も感謝です。
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