アーサー・ビナード講演会 in ゆかり庵(奥出雲町)




先月のことになりますが、奥出雲町の稲田神社境内にあるゆかり庵アーサー・ビナード氏の講演会がありました。

この昼間の講演会には残念ながら参加できませんでしたが、
この夜の講演会には参加させていただきました。
アーサー・ビナード(Arthur Binard)プロフィール
1967年、米国ミシガン州生まれ。ニューヨーク州のコルゲート大学で英米文学を学び、卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。
詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞、絵本『ここが家だ――ベン・シヤーンの第五福竜丸』(集英社)で日本給本賞を受賞。
エッセイ集に『亜米利加ニモ負ケズ』(日本経済新聞出版社)、『日々の非常口』(新潮文庫)、絵本に『くうきのかお』(福音館書店)、『ことばメガネ』(大月書店)、翻訳絵本に『ダンデライオン』、『どんなきぶん?』(ともに福音館書店)、『カエルもヒキガエルもうたえる』(長崎出版)、『ホットケーキできあがり!』(偕成社)、詩集に『ゴミの日』(理論社)、翻訳詩集には『日本の名詩、英語でおどる』(みすず書房)など。
文化放送「吉田照美飛べ!サルバドール」と青森放送「土曜トモラジいいね」、「サタデー横町」でパーソナリティーもつとめる。


アメリカ人の筈なのに、こんなに日本の事を大切に思ってくれる人がいるだろうかと思わせるお話しでした。
・原発問題。
・経済のこと(フォアグラが作られる様に置き換えての分かりやすい説明)。
・TPPについて。
・種の問題(モンサント社の遺伝子組み換えの種について)。
・消費税のこと。
・自販機について(自販機なしなら、原発が4~5機不要になる)。
・マクドナルドについて(中毒化する人間の味覚を欺く技術を開発をしている)。
などなど、多岐に渡って、アーサー氏の見解や見通しを一時間以上、時間オーバーでお話くださいました。
童話、「ジャックと豆の木」を題材にして上記のような話題に話を広げて、私達に分かりやすくお話くださいました。
アーサー氏の見解では、天まで届いた巨大な木になるが実はその豆の正体は大豆だということでした。
ジャックが交換した豆を庭に蒔いたのが大きくなったのですが、アーサー氏なら庭に蒔かないで豆腐と納豆を作り、世界中の人に食べさせて世界にナットウワークを築くんだそうです。
アーサー氏のお話で一番印象に残った言葉は、「マイ・ポイコット」でした。
小さな事でも反対したいことは、まず自分でボイコットすることから始めているそうです。
自販機は使用しない。携帯電話不要で公衆電話を使用する。マクドナルドは口にしない。コンビに弁当は食べない・・・・などなど。
「何を選ぶかで抵抗できる」とおっしゃっていました。
振り回されず、本当の生き方をするにはどうしたら良いか、どんな選択をしていったら良いかというお話でした。
日本という国は、本当の富を知っているそうです。
アーサー氏と連絡をとるのが大変だったとお世話をなさっている方がおっしゃっていたそうです。
携帯電話を持たれないのと、移動が多いためだそうです。
私もできることなら携帯電話はマイボイコットしたいものの一つです。
携帯電話のない時代、別に何の不便を感じることはありませんでした。
無いことで許される事も多く、今のように追い立てられるような追い詰められるような恐怖感もありませんでした。
その分、おおらかで柔らかい空気が満ち溢れていました。
今は、携帯電話にGPSまでついて、常に監視までできる世界になっています。
長所もあるでしょうが、私にはついていけないものがあります。
便利になる分、どんどんゆとりの無い世の中に突き進んでいるように思います。
アーサー氏のような方の日本の外で育った方の目で見た日本人を思うお話を聞くというのは、時にはおおいに必要なことと思えた講演会でした。
講演会の後のお食事も打ちたてのお蕎麦を中心に美味しかったこと!!
ありがとうございました。
アーサー氏の公式サイトです。
玄米を美味しく・・・の炊き方
身体においしい玄米




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