奥出雲地方のお雑煮




そろそろお雑煮にも飽きてきそうですが、奥出雲地方のお雑煮を紹介しましょう。
湯がいてやわらかくなった丸餅に、煮干、昆布、鰹節などの出汁に
醤油味のおすましをかけ、その上にかつお節、日本酒とかけ汁でほぐした
生海苔をたっぷりとのせて頂きます。
私の実家は、かつお節と生海苔だけでしたが、主人の家では、するめやお豆腐も入れていました。
今は、私流儀になって、かつお節と生海苔だけのお雑煮になりました。
シンプルな方が、おいしい気がします。

生海苔は、出雲市平田地区の十六島(うっぷるい)の海岸で手摘みされるもので、十六島海苔またはかもじ海苔と呼ばれています。
江戸時代から珍重されている極上の上の岩海苔です。
お酒で溶かしたその香りと味は、一度頂いたら、病み付きになります(特にお酒の好きな人には・・・・)。
ちなみに、松江市や出雲市平田地区の方はぜんざいのお雑煮です。
甘いぜんざい? と思いますが、本来の小豆雑煮は甘くなくて、柔らかくゆでた餅を塩味のすまし汁に入れて煮小豆をのせたものでした。
昔は貴重だった砂糖をその上にかけて食べていました。
現在は、甘いぜんざいのお雑煮になっています。
実は、ぜんざいは島根が発祥の地だといわれています。もとは神在の時に食べたもので、それを神在餅(じんざいもち)と言い、それがぜんざいになったようです。10月31日は出雲ぜんざいの日になっています。
神話の故郷ならではの、お雑煮といえるでしょうね。
主役が、ブリ、アユ、ハマグリ、黒豆など地域により島根のお雑煮はいろいろあるようです。
生まれ育った土地のお雑煮が、きっと、誰にとっても一番おいしいお雑煮でしょうね。
私も、この奥出雲地方の雑煮が大好きです。
絶品の生海苔で頂けるこの幸せに感謝です。




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