マクロビオティックの料理教室・・・習い始めの春の料理
お料理教室5回目の春のメニューです。
マクロビオティック食に切り替えたばかりの頃には、デドックス(排泄、排毒)によって、好転反応(メンケン反応)が出ることがあります。
とくに、春の山菜を使うお料理が入ると、好転反応は出やすくなります。
春の山菜のもつ苦味は、冬に溜め込んだ老廃物や脂の排泄を促すからです。
春のお料理教室のメニューの一例です。
・ちらし寿司、
・春巻き、
・山菜料理、
・味噌汁、
・デザートのイチゴ大福
です。
イチゴ大福はぎゅうひを作って、手作りあんとイチゴで作ります。
ぎゅうひの作り方をマスターしておくと、一工夫でいろいろな大福が楽しめます。
ぎゅうひ作りは少し手がかかりますが、おいしさが手間を忘れさせてくれます。
ちらし寿司は、春の装いを演出するように、焼き鯛の白身、菜の花、桜の花を散らします。
メインディッシュは、お手軽春巻きです。
春が旬の竹の子、春椎茸を中心に、水菜や白身魚を使い、ゆるゆるに巻いたフワフワ春巻きです。
簡単に作れる箸休めも、手に入る山菜で作ります。
ネギのぬた、つくしのおひたし、せりのおひたしなどです。
それに、春の具を入れたお味噌汁です。
わたしのお料理教室は、ゆるやかマクロビオティックです。
マクロビオティックを始めて間もない生徒さんたちのために、白身魚を使うこともあります。
移行期には、こんな感じで楽しんでもらいます。
お寿司は手作りの梅酢のみで味付けします。
具に味付けするので、美味しいお寿司に変身します。
マクロビオティック食では、玄米を食べることが一番大切です。
家族の不満がでないようにするには、少しずつ移行していくのが大切です。
焼肉が食べたいときには、大根おろしを足したり、大根サラダをそえて、肉の脂を排泄しながら食べればいいのです。
玄米にも、大きな排泄の力が備わっています。
病気治しの場合の食事は、厳密にする必要があります。
体調が悪いぐらいなら、まずはマクロビオティック食を食べてみようから始めます。
がんじがらめのスタートをきることはありません。
マクロ離婚もあると聞いたことがあります。
知識が浅いときに、パートナーや家族に押しつけをしないことです。
まずは、自分が試しながら健康になることです。
しっかり学んで、深い知識と感覚を身につけることが大切です。
そして、狭い視野で突き進まないことです。
久司先生もおっしゃっていますが、「ノン・クレド(妄信しないこと)」で学んでいきます。
時間の移り変わりや季節の移り変わりなど絶対的なもの以外で、これが絶対に正しいなどと言い切れるものはありません。
マクロビオティックの世界ではよく、じゃがいも、バナナなど陰性のものは食べてはいけないなどと言いますが、場合によっては、食べることが必要な場合もあります。
実際、命にかかわる病気で、バナナを食べたことで薬が効き、その病を克服した方もいます。
現代の添加物まみれの一般の食事がいいはずはありませんが、
あまりに固執しすぎないことも大切です。
まずは、玄米を食べることから始めることが一番です。
マクロビオティックのとらえ方を間違えてしまうと、とんでもない方向にいってしまうことが多くあります。
また、目先で学んだことが絶対正しいと勘違いしてしまうこともあります。
おおらかに、ゆるやかに、マクロビオティックをすすめていけば、月日が健康な身体を作っていってくれます。
マクロビオティックの基本は玄米を食べること。
玄米に合うおかずは、味噌汁、梅干し、たくあん、ごま塩、そして野菜中心のものになっていきます。
食べ続けていくうち、身体が調整されていき、お菓子が減ったり、肉が食べたくなくなったりしていきます。
そんな食事を続けるに従い、身体が健康を取り戻し、心も穏やかに変化していきます。
心の変化に伴い、自分を取り巻く環境にも変化が生じてきます。
そして、自然に自分の身体が毎日の食事の内容を導いてくれるようになります。
お料理を習うことは、「直感、感性、洞察力」を養えるようになることと久司先生はおっしゃいました。
マクロビオティックをやって良かったと言えるようになるには
時間がかかりますが、人生が楽しく愉快に送れるようになります。
桜沢先生がおっしゃっているとおりです。
マクロビオティックについて学んでみたい方は、躊躇することなく、即、実行してみてください。
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