リンパマッサージはセルフで・・・・
リンパマッサージの認定セラピストになって17年。
自分のためのセルフ・リンパマッサージでした。
そして、この17年、学んだリンパマッサージをセルフで毎日やってきました。
くも膜下状態で救急車で総合病院に運ばれ、入院中にも頭が爆発しそうな頭痛におそわれ、
血圧は200以上に上がっていても原因不明・・・
鎮痛剤だけで放置状態でした。
セカンドオピニオンで、大学病院の教授の先生に診ていただいても原因はわからずじまい。
「先生、また、あの恐ろしい頭痛におそわれたら、どうすればいいのでしょうか」という私の質問に・・・
先生の答えは、「○○○を飲んでください」と・・・
○○○は、市販の頭痛薬でした。
゛大学病院の教授の先生でも治してくれないんだ。自分の身体は自分で守るしかないんだ” と実感しました。
不安をかかえながら、一生懸命になり、
手当たり次第に、民間療法をさまよい続ける日々が続きました。
結局、友人が紹介してくれたキネシオロジーでとりあえず、あの恐怖の頭痛、頭が破裂しそうなあの頭痛からは逃れることができました。
その後、出会ったのが、クシマクロビオティックでした。
日々、一歩ずつセルフでやってきたリンパマッサージと
玄米ご飯を主食としたクシマクロビオティックの標準食の実践で、
今の健康を得ることができています。
小さな実践の積み重ねの大きさを、今は、とてもありがたく思います。
セルフ・リンパマッサージは、昔ながらの乾布摩擦に近いものです。
昔の人のやっていたことには、本当に感心します。
アドバイスを求められた方には、セルフ・リンパマッサージを伝えたり、施術もしてあげたりしてきました。
リュウマチの方の手が動くようになったり、
乳がんで取ってしまったリンパ節のために、リンパ浮腫で苦しんでいる人の腕が楽になったり、
高齢化で足の浮腫みで苦しんでいた人の足の浮腫みが、軽減され楽になったり、
動脈瘤で手術も無理といわれ苦しんでいた方の足が、動脈瘤もうすれてきれいになったり
と多くの人のお役にたってきました。
かつては、私の腕や太ももなどの皮膚表面は、デコボコとしたセルライトにおおわれていたものです。
(セルライトとは、肥大化した脂肪細胞と、排泄されない余分な水分や老廃物が結合して固まったもののことです。)
また、出産後は、静脈瘤も気になっていました。
毎日のセルフ・リンパマッサージは、このセルライトや静脈瘤も消してくれました。
リンパ液が、リンパ節に流れていくように、やさしくさするようにマッサージするだけでです。
私は、お風呂で石鹸のすべりを利用してマッサージしています。
肥満で二重あごに見えていたものですが、それも解消されています。
年齢の割には、しわも少ないといわれます。
食事のお蔭もあるでしょうが、セルフ・リンパマッサージの効果も大きいと思っています。
人の身体は、氣・血・水でできています。
食べた物でできる血や水がきれいで、流れもスムーズなら、
流れる氣のエネルギーも高くなります。
氣のエネルギーが高ければ、元氣でいられます。
氣が弱り、病んできたら病気になるのです。
良い氣を流すには、良い食事・・・良い食事で作られたきれいな血と水を流すには、リンパマッサージや乾布摩擦がおすすめです。
よく「氣が合う」といいますが、氣のレベルが同等の人どうしでのことですね。
自分の氣のレベルが上がってくると、これまで氣が合っていた人とは、合わなくなり、
新しい氣の合う出会いがやってきます。
そんな時は、ドンドンつき合う人を変えていくことです。
木をまっすぐ伸ばしていくには、枝打ちをして余分な枝を切り落としていきます。
そんな木は、節も少なく立派な建材となります。
氣の合わないつき合いにこだわると、ストレスになるだけです。
自分のためにも、木の枝打ちのようにスパスパとストレスになるつき合いは、切っていけばいいと、わたしは思っています。
切れないときは、距離をおくことにしています。
マクロビオティックの目指すところは、幸せに自由に愉しく生きていくことです。
さぁ、あなたも、今日から食事もかえて、セルフ・リンパマッサージを実践してみませんか。
小さな実践が、1年後、3年後、5年後、10年後の自分の身体や心の健康を作ってくれます。
私がセルフ・リンパマッサージの勉強で、もっとも参考にしたのが渡辺佳子(わたなべ けいこ)先生の「経絡リンパマッサージ」でした。
セルライトが消えていくだけで、痩せたようにみえていきます。
また、実際に体重も落ちていきますよ。