マクロビオティック食を始めてみたら・・・好転反応・・・

マクロビオティック

マクロビオティック食を始めてみたら・・・好転反応・・・

クシマクロビオティックの出会いから、マクロビオティック標準食を始めてみると、身体にさまざまな反応がでてきました。

これを一般的には好転反応、漢方の専門用語では瞑眩(めんげん)反応といいます。

マクロビオティックでは、主食に玄米ご飯を食べることが多く、実際に食べ続けてみると、その排泄力に驚きます。

まず、食べ始めて2~3日目頃に、便器いっぱいに真っ黒な便が出ました。
その量の多さには、不安になるほど驚きました。

それが、2~3日ぐらい続き、だんだんと黄色いきれいな色に変化していきました。
その量も、落ち着いてきて、黄色い皮つきバナナのようなものが、便器に浮くようになりました。

そして、毎日、便がしっかり出るようになりました。

これが、最初の好転反応でした。

 

以下は、好転反応体験談です。

わたしの場合、最初は首に、あせものような赤い小さな湿疹がでてきました。

たまたま夏だったので、あせもかなと思っていたのですが、洗っても洗ってもその湿疹とカユミは消えませんでした。

1か月を2か月も経たないある日、気がつくと消えていました。

わたしより先にマクロビオティックを学んでいる娘から
「排泄だよね。首のその辺りだと 膵臓が弱っていたのかもね」と言われ、
あ~あ、好転反応かと納得。

その後、3年間ぐらいは、身体のあちこちに 同様のカユミを伴う湿疹が出続けました。

最後は、手や足の指の間にでてきました。

指先に出るようになると排泄も終盤だそうですが、わたしの場合も、指先に出たのが最後でした。

その後は、あまり大げさなものは出ることがありません。

 

アトピーの人が、マクロビオティック食を始めて間もない頃、好転反応がはじまると、症状が悪化したものと勘違いし、「マクロビオティックなんてとんでもない」とやめてしまう人もたくさんいます。

生まれたときからアトピーだった娘も、ヨガの資格取得のために行っていたインドから帰国してから大変でした。

帰国して2か月ぐらい後から、全身が、アトピーのひどいときのような状態になりました。
(極陰性の地から帰ったせいかなと、わたしは勝手に思っていますが・・・)

クシマクロビオティックを学んでいたおかげで、急激な排泄による好転反応だろうと、あわてることはまったくありませんでした。

しかし、本人はさぞかししんどかったことと、今でも思い出すたびに不憫に感じます。
(娘のアトピーは、わたしの妊娠中の食事のせいと思っているからです)

アトピーの排泄による湿疹とカユミが続く中、
食事は、食材も調理法も中庸を一番意識し、クシマクロビオティックの標準食を貫きました。

のめりこまず、厳密になりすぎないよう、それなりに楽しみながら、たまには、マクロビオティックから外れたものも食べたりして、大げさにかまえないように実践しました。

身体の芯の芯からの排泄となると、身体に溜め込んだ毒素が、何段階にも渡って出てきて、こんな症状が2年ぐらいは続くだろうと覚悟していました。

結局は、10か月たった頃から、急速に顔の部分から、肌がきれいになっていきました。

幼い頃の色白だった顔にまた出会えて、それはそれは嬉しい思いでした。

本人の喜びは、わたしの比ではなかったことでしょう。

好転反応による湿疹とカユミの軽減のために、
石鹸、シャンプー、化粧品にもこだわり・・・化粧品は自分で手作りしたり、ホメオパシーも熱心に研究したりして、いろいろやっているようでした。

きれいを取り戻すには、やっぱり、身体の中からきれいにならなくてはどうしようもないことを体験しました。

排泄の間は、熱も何度かでていました。

毛穴から毒素が出るわけですから、毛穴がかぶれているという状況でした。
発熱も皮膚がかぶれることによるものだと思いました。

解熱するのには、マクロビオティックのお手当食などで対応できました。

排泄が終わるまでに1年かかりましたが、それ以来、多少の湿疹やカユミはあっても、
ひどい症状からは、脱皮することができました。

娘の場合は、自宅にいる間に排泄できたので良かったのですが、仕事を持ってお勤めしながらだと厳しいしれません。

 

夫の場合も、1か月後あたりから排毒が始まり、2か月間にわたり全身に小さな湿疹がでて、赤くかぶれたような状態になりました。

もちろん、カユミもひどくて大変な時を過ごしたのですが、そのときも好転反応と我慢してやり過ごしました。

排泄が済むと、やっぱりきれいな肌になりました。

腕にでていて、毎晩自分の手でつぶしていた膿んだような白い芯のある湿疹も、きれいに消えました。

 

最近、マクロビオティックに興味を持ってくださったお嬢さんから相談を受け、お食事のアドバイスをしていますが、お医者様と連携をとりながら、ゆっくりと進めています。

食事と一緒にセルフリンパマッサージもされているので、すぐに反応がでてきました。
本人はとってもびっくりして、恐怖にさえ感じられたようです。

ただし、お医者様の助けがあるので、安心して頑張れています。

このアトピー退治体験は、おいおい経過なり、出会いなりをご紹介していきます。

漢方薬の使用でも、サプリメントを飲んでも、マクロビオティックの食事でも、好転反応があります。

慌てず、騒がず、受け止めて対応していけば、たいていの人はその症状はおさまっていきます。

現在のように、食べ物だけでなく、家、家具、家電などなどあらゆるものに化学物質が入り込んでいます。

それが人の身体に大いに影響を与えている環境では、いやおうなしに体内には想像もつかない毒素が溜まってしまうでしょう。

どこかで排泄することができれば、身体にとってはありがたいことですよね。

あなたの大切な身体は、食べた物でできています。
食べた物でできていきます。

食事を変えてデドックスに挑戦してみませんか。

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