「イタドリ」と「しんざい」のジャムを作りました。
左がイタドリ、右がしんざいのジャムです。
どちらも酸味がとても爽やかな味のジャムになりました。
ルバーブのジャムより、私は美味しいと思います。
しんざいの方が野性味も酸味も強くできました。
イタドリの方は、緑の青さも薄いのですが、酸味も少ない味になりました。
今の時期、奥出雲地方でもどこでも見られる野草です。
私が幼い頃は、遊んでくれた近所のお兄ちゃんやお姉ちゃんに教えられて生でかじっていた野草でもあります。
イタドリもしんざいもポキンと折って皮をむいて食べました。
酸っぱいのに美味しいと思って食べていました。
親には、「食べ過ぎると赤痢になるから」と注意を受けていました。
現に、遊び友達の女の子が赤痢になり亡くなりました。
こんな野草を食べたからかどうかは、私自身が幼かったので分からないことですが・・・・。
ただ、シュウ酸を多く含む野草なので、常食したり、食べすぎるのは良くはないでしょう。
マクロビオティック的には、陰陽五行にかなった旬(陰性、五行では木、味は酸味)の野草です。
こんな野草を食べることで、冬にため込んだもののデドックスができていたのかも知れません。
しんざいのジャムは、こんなに色濃くできました。
正式な日本名では、「酸葉(スイバ)」または「スカンポ」と呼ばれています。
奥出雲地方では、「しんざい」と言われています。
ヨーロッパ原産のハーブです。
フランス語では「オゼイユ」と言われ、ホウレンソウ同様よく食べる野菜として、サラダにしたり、羊や牛肉の付け合せにしたり、レモンの代用にしたり、スープやオムレツのお料理などの風味付けに幅広く使われているそうです。
「刻んで鍋に入れて煮るだけで溶けてきて、ルバーブより美味しい酸味の効いたジャムになりますよ」と教えてくれる方があり、早速作ってみました。
言われたとおりでした。
ついでに、イタドリのジャムも作ってみました。
しんざいのジャムは、その葉っぱで作りましたが、イタドリの方は、茎を使って作りました。
本当に美味しいジャムになりました。
素敵な環境にいることに、またまた感謝でした。
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