東京での学生時代のお友達が、出雲大社参拝が念願だったお母様(鹿児島在住)を連れて博多から来てくれました。
旧姓を出雲(いずも)さんと言い、田舎から東京に出てすぐに名前から仲良しになりました。
地元で出雲さんはたいてい「しゅっとう」さんと言い、「いずも」さんというのは珍しいのです。
お母様のお話では、9代前のご先祖様が出雲大社の宮司だったそうで、それから西へ西へと流れ、九州の渡ったとき神仏分離令によってお寺の住職になられ今があるということでした。
そんな因縁もあって、出雲大社参拝に来てくださいました。
「冥土の土産」とおっしゃって、91歳の高齢にもかかわらず、あちこちにお出かけされているということでした。
にこやかで穏やかで明るいお母様で、傍にいさせていただいているだけで元気をいただきました。
玉造温泉に一泊のあわただしい日程でした。
「お昼はどこがいいの?」ということで、皆美館の鯛茶漬けを食べにご案内しました。
鯛茶漬けは、おひつから分けたご飯の上に「鯛の身のそぼろ、ゆで卵の黄身、白身、大根おろし、ねぎ、わさび、海苔」を乗せ、鯛のお出しのおつゆをかけていただきます。
お茶漬けですが、上品な味で、私は大好きです。
お昼の御膳だったので、他にも茶碗蒸しなどが付いていました。
久しぶりに本店に行きましたが、味はもちろんですが、景色もサービスも最高のものでした。
宿泊する場合は、希望すると宍道湖七珍もいただくことができます。
多くの文人が宿泊したことでも有名です。
鯛茶漬けは、国道9号線沿いのふじな亭でもいただくことができます。
久しぶりに懐かしいお友達に会い、美味しい食事ができて、とても幸せでした。
上品な鯛茶漬け、松江においでの折にはお薦めの食事です。
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