「放射能にまけない! 簡単マクロビオティック・レシピ88」、大久保地和子先生の本です。
先日、「奥出雲食房さんでも取り扱ってくださいませんか」と送ってくださいました。
・放射能にまけない体をつくる食事法(パート1)
・生命力をアップさせるおいしいレシピ(パート2)
・無病息災をかなえる健康おせち
の3部構成になっています。
パート1では、
「穀物を主体にして、免疫力・自然治癒力・デトックス力を上げる」
、「? 放射線量がきわめて高い場所での緊急時の食事、その場所で放射線量が落ち着いてきたときの食事・放射線量が少し高い場所での食事」、
「放射能による被害を防ぐためにとりたい食べ物・避けたい食べ物」についての記載
パート2では、
「生命力をアップさせるおいしいレシピ」ということで、具体的なお料理とそのレシピがわかりやすくきれいな写真とともに載っています。
マクロビオティックの素朴な本来のお料理が私はとても気に入りました。
臓器との関連なども書かれていて、とても参考になります。
誰でもすぐに作れそうな簡単レシピであることと、どこでも手に入る食材が使用されています。
最後のパートは、
おせち料理です。
すぐ先にあるお正月には、とっても役に立つことでしょう。
私達は、ほんとうに危険な状況にあるようです。
明治乳業の乳児用の「明治ステップ」に最大で30.8ベクレル/1Kgの放射性セシウムが検出されたことが報道されました。
テレビのニュースでは、「これぐらいの量なら大丈夫です。さらに、水で薄めて飲むものですから影響はありません」と笑顔で話す専門家のインタビューを流していました。
ほんとうに大丈夫なの?
先日、安田節子さんという女性(食政策センタービジョン21主宰)のお話を聴くことがあり、「遺伝子組み換え食品」の恐ろしさを初めてしっかりと認識することができました。
私が使用する味噌、醤油の原料は全部自家製か素性の知れた地元あるいは近県産であることに安堵しました。
お豆腐を買うときもとにかく原料である大豆の産地を確認して買うことが大切だそうです。
こんなこと言ってたら食べるものが無くなる・・・・・
ほんとうにそうですよね。
若い方達、お子さん達には、どうぞ、意識を高くもって、最善の努力を続けていただきたいものです。
アメリカでは、2009年までにすべての公立小中学校の食堂や自動販売機から糖分を加えた炭酸飲料などコーラ類や牛乳の販売が中止されています。
肥満防止のためです。
一方、日本ではどうでしょう。
安田節子さんによると、放射能の線量についても、暫定線量の値などとんでもない数値であることを言われていました。
子供にいたっては、大人の5倍の量を想定することと言われていました。
子供なら10ベクレル以下が望ましい数値であることも・・・・。
「明治ステップ」の原料の粉乳にはセシウムは含まれず、乾燥するときの大気のセシウムが入ったとのことでしたが、それほどまでに大気にセシウムが撒かれていたということなんですね。
どうしようもないこともあるかもしれませんが、少しでも放射能汚染に対応できる努力をしていかなくてはと、改めて思います。
また、自分でしっかり情報を集めて対処していくことも大切ではないでしょうか。
マクロビオティックの先生から今回、ここで紹介した本が出版された事をお知らせできることに感謝です。
奥出雲食房の商品と一緒にご購入くださいませ。
また、アマゾンでも販売しています。
地和子先生のメルマガの登録もお薦めです。
私はレシピを使わせていただいています。
時には、お料理教室でもアレンジしたり、そのままだったりで紹介しています。
私の大好きなシンプル・クッキングですが、身近な素材でおいしいお料理ができます。
マクロビオティックを通して、素敵な先生たちとの出会い、奥出雲食房を通しての思いがけない心温まる出会い・・・・そんな今に心から心から感謝です。
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