2011年 今年もできました・・・・・ふきんと味噌
3月末まで名残り雪が降って寒かったのですが、
ここにきて、やっと春らしい陽射しが続くようになりました。
桜の便りも聞かれるようになり、震災の辛さが少しは和らげばと
願います。
被災地の方たちを応援するためにも、自粛ばかりしていては
いけないようです。
東京が元気でいて欲しいと言っている方もありました。
普段の生活を取り戻し、被災者の皆さんを応援するために自分達も
下支えできる生活基盤を確立していかなくてはと思いました。
疲弊していくのではなく、一緒に復興していくには経済活動をちゃんと
していかなくてはいけないんですね。
原発のニュースは日々刻々流されていますが、被災地のニュースが
減ってきているのが、気になります。
先日、奥出雲の遅い春に、舅がふきのとうを取ってくれていました。
とっても瑞々しくて、やわらかくて、アクの少ない立派なふきのとうでした。
今年できた味噌でつくりました。
この「奥出雲食房のお味噌」ですが、舅が作ってくれた奥出雲食房のお米、
自然農法・天日干しの大豆、自然塩で地元の味噌作り名人グループで作っていただきましたが、ネット販売する前に完売となってしまいました。
作り方は、例年どおりですが、ご紹介します。
ふきのとうの味噌の作り方
1.ふきのとうを刻む。
2.アクを抜きすぎないよう、さっと水にひたしてざるにあげる。
3.フライパンにごま油を少し多めに入れ、ふきのとうを炒める。さらに、味噌を加えて一緒にいためる。
4.味噌の味に合わせて、甜菜糖を入れる。
5.水分をとばして仕上げる。
ほんとうに美味しいのができました。
これから山菜が次々とでてきます。
よもぎがほしいのですが、
今年は、いつになくまだ芽がでていません。
いつまでも寒いせいでしょう。
山菜のアクは、冬に身体に溜め込んだものを排泄してくれます。
自然は良く出来たものだと、いつも思います。
ただし、アクが強すぎてお腹を下すことがありますので、食べすぎには注意しましょう。
山菜には、苦味、酸味、ぬめり、きどみなど特有の味があります。
私は、この味をとっても大切にするようにお料理をします。
個性を失わない料理方法をとらないと、山菜といえなくなってしまいます。
山菜は、天ぷらにすれば失敗がありません。
酢の物にするのも良いでしょう。 苦味の強いものには、甘さを足すと緩和されておいしくなります。
放射能汚染がとっても気になる今、味噌などの発酵食品をたくさんとりましょう。
酢味噌和えにしたりするのも良いと思います。
苦味は、漢方的健胃整腸効果があります。
山菜で補うのをオススメします。
自然の山菜を、このようにして食べる幸せに感謝です。
そして、いつも私の好きな山菜をそっと取ってきてくれる舅には、心から感謝です。
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