マクロビオティックとわたしのこと その2

思うこと(Sonoko編)

さてさて、前回の続きです。

前回お話したような小さななやみ
(とはいえ本人にはどれを取っても重要でしたが…)が減ると、
わたしは、今の自分の位置にとどまらずに夢をかなえようとか、
もっと地球環境のことも考えようとか、周りに気を遣おうとか…
より大きな視野でものごとを考えられるようになりました。

そして、今までは信じられなかった人生のさまざまなつながり、
命のつながり、感謝の心、自分はなぜ生まれ、
どういう使命を持って生きるべきか…ということについて
考察する余裕も出てきたのです。

都会で高い有機野菜を買って、健康になりたい!だなんて…
世界には飢えた人たちもいるのに、
マクロビオティックってタダの贅沢じゃないのかなぁ、と
思っていたころもありました。

でも、体が健康になって、頭がすっきりとしてくるうちに、
より自然な食事で健康にまっすぐに生きることって、
1日でも長く生きたいとか、病気になりたくない、とか…
そんな、ちっぽけな、自己中心的なものじゃないんだなぁ。
ってことが、頭だけでなく、体と心にしみわたってきたのです。

いま、地球は良くない状態になっている。
だから自分は健康を損ねている。

地球を良くするには、日本を良くするには、家族を良くするには…
まず自分を少しでも良くして、周りを助けていかなければ
いけないんだなぁ。

そんな気持ちが生まれてきたのです。

今は【奥出雲食房】の関係で、
環境のために、地域のために、無農薬で農産物を作ろう、という方々にも
出会わせていただき、そういった方々の考え方や人柄に触れ、
ますますしみじみと、自然な食のありがたさ、
いのちの大切さ、自分が奥出雲町に縁ある人間として
この時代、地球に、生を受けたことの意味…を考えさせられています。

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