恐ろしい糖尿病・・・・・目の当たりにして・・・・

2月15日、親戚から電話があり駆け付けてみると、顔は3倍に腫れ上がり、身体はもちろん足も浮腫みで大変な状況の親戚の方が横たわっていました。
どうしてここまで放置していたのか・・・・・。
足のかかとは壊疽して、黒くなり、救急隊の方が来られて救急治療されたときには、ぽろっと剥げ落ちて白い骨が露出したそうです。
入院されて2か月以上になるのですが、いまだに浮腫みがはっきりとみてとれます。
細菌による合併症も発症し、個室での入院状態です。
幸い、壊疽していた足のかがとは、少しずつ肉芽ができてきているということです。
以前から、缶コーヒーを愛飲(4~5缶/日)されていたので心配していました。
食事の悪さも知っていたので、せめて玄米食にしたらとすすめていたのですが・・・・。
男性の場合、やはり奥さんや、おばあさんの助けがなくては食事に関しては難しい面があるようです。
特に、現在は女性も男性同様に働かざるをえない場合、夫の食事について十分手をかけれないのが現実。
糖尿対策として玄米ご飯が良いことなど、今は常識の範囲になりました。
とりたててマクロビオティックと言わなくても、玄米を普通に食べる人も当たり前に増えてきているのが現状です。
それを実践できるかどうかは、個人それぞれの意識の問題です。
どうしても食べなくてはならない状況なら、奥さんに頼ることなく玄米ご飯ぐらい男性であっても自分で炊いて欲しいものです。
よく、「妻が炊いてくれないんです」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、そんなときは「ご飯だけは自分で炊けばいいんですよ」とアドバイスします。
後は、本気度の問題だと思います。
自分の身体は自分で治す。自分で管理する。
これって鉄則ではないでしょうか。
男性だから女性だからご飯が炊ける、炊けないというのはおかしいと思うのですが・・・・・。
これまで、糖尿病の食事のアドバイスを頼まれて食事についてお伝えした方は、ほぼ100%と言っていいほど改善され感謝されました。
白米を玄米に。
白砂糖を米飴や甜菜糖、メープルシロップに変えるだけも大きな効果がありました。
もっと国を挙げて、アメリカのマクガバンレポートを真似たような政策を打ち出す時期がきているのではないでしょうか。
以前、このブログで紹介した京都の知人の場合は、小豆かぼちゃと玄米菜食のお蔭様で、糖尿病は京大病院からかかりつけのお医者様へ、糖尿病による目の治療は一か月検診から三か月検診(京大病院)へと変化を遂げました。
また、毎晩、ドライヤーで温めていた足裏も、お風呂でのセルフリンパマッサージによってまったくドライヤーもいらなくなりました。
この知人の場合は、奥さんの努力の結果が大半を占めていると言っても過言ではありません。
また、私の親しい方の場合も、つい最近お会いしたのですが、お医者様から良い数値ですと言われたとおっしゃっていました。
この方は、女性ですが、お料理もとってもお上手で、玄米菜食で小豆かぼちゃも自分で作って、うまく食事のコントロールをされています。
今回の、この凄い糖尿病の恐ろしさを見て、いかに、毎日の食事や生き方が大切かを再認識させられました。
ちなみに、ヘモグロビンA1cという数値の表記方法が昨年4月から変更されました。
正常値は、
従来(JDS) 4.3~5.8%
新(NGSP) 4.6~6.2%
従来のものより0.3~0.4程度高い数値が正常値に変更になりました。
そのため、糖尿病のコントロール目標値も6.5未満から6.9未満に変更されました。
夫も私も、病院や歯科医院で血液検査を受けたとき、どの数値もとても良いという報告をもらいます。
これも、マクロビオティック食のお蔭だと思っています。
そして、それを実践するための食材のお蔭・・・・です。
お味噌も自家製の自然栽培・天日干しの米と大豆から作ったもの。
お醤油も森田さんの奥出雲食房で販売している美味しいもの。
野菜は舅や姑が自然栽培で一生懸命作ってくれるもの。
そして、昔ながらのお料理法。
ただただ感謝です。
病気は、人生において、大きな転換期。チャンスを頂くことだと、私は思っています。
自分もそうであったように、健康を取り戻す努力が人生を良い方向に大きく変えてくれるものでした。
親戚の方が、一日でも早く退院して、これを機に食生活はもちろん、生き方を変えることで心も体も健康な生活を取り戻してくださることを、心から願っています。

玄米を美味しく・・・の炊き方
身体においしい玄米

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