もうすぐ節分

もうすぐ節分

2月3日は節分。
立春の前日。

私が幼い頃、母がお正月のようなご馳走をして、
「今日は年取りの日だからね。」と晴れ着を着せてくれて、豆まきをし、
家族でご馳走を食べ、豆を歳の数(数え年の数)だけ食べさせられました。

そして、必ず、年越しそばも食べさせられました。

豆まき用の豆を、「まめ、むぎ、こめたーら(米俵のこと?)」と言いながら炒っていました。
理由を聞いておけば良かったのですが・・・。
印象に残っています。

歳神(としがみ)さんが来られて、皆一つづつ年を取る日だよ」と言っていました。

その頃は、数え年でも年齢を言う頃でした。

「数えでは○歳、満では○歳」と言わなければ、年齢をわかってもらえないおじいさん、おばあさんがいたように記憶しています。

恵方というのは、十二支をを真北と見立てたときの今年の干支の位置だそうです。

今年の場合は、の位置が北北西になるようです。

私の節分に近い感覚のブログを見つけました。
おもしろいですね。

12世紀には、母の実家のある奥出雲地方の横田郷(旧:横田町、現:奥出雲町横田)は、朝廷の直轄地だったそうですが、母の中に京の都と同じような風習が受け継がれていたのでしょうか。

田舎の町なのに、百人一首の会もあって、1月には晴れ着に袴を着けた女性たちも多く参加してのかるた会が開催されます。

節分に心から鬼(怒り、恐れ、ねたみなどなどの心の汚れ)を追い出し、立春の日にきれいな心で「夢や目標」をイメージするとそれが叶うとか。

「夢や目標」を実現できるよう、節分には心や身体の鬼やらいをしようと思います。

鬼のこん棒に見立てた巻き寿司(もちろん、おいしい玄米の巻き寿司)も、まるかじりして鬼さんに外に出て行って頂きます。

そして、清々しい春を迎え、陰から陽への切り替えもしたいものです。
(追い払われた鬼さんはどこに行くのでしょうね。少しかわいそうですね。)

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