島根原発初の県外避難訓練

今日は、早朝から「 防災行政無線(屋外スピーカー)」や室内有線から「島根原発の避難訓練」について放送がありました。
事前に何も知りえていないため、何事が起ったのかと慌ててしまいました。

日本で唯一、県庁所在地にある原発です。県庁、日赤などなど島根県の主要な官庁や病院など30キロ圏内どころか、県庁までは約8キロという近さです。
島根県の平成30年(2018年)10月の人口は、679,628人。原発から30キロ圏内の人口は、約39万人。
山陰の島根・鳥取両県では、46万人。
どちらも、国立大学病院が圏内にあります。
また、近くには、長さおよそ39㎞の活断層、 「宍道(しんじ)断層」があることも分かっています。


原発が稼働していない現在、島根県の余剰電力は約20%(平成29年は、28.4%)。
2022年11月の運転開始を目指し、来月(11月1日)には、三隅石炭火力発電所2号機(島根県浜田市、出力100万キロワット)に着工します。

こんな状況にあって、この避難訓練って何なのだろう・・・・・・と思ってしまいました。
私の住む区域の避難場所は、広島県尾道市にある因島運動公園になっています。
実際に行きつけるのかも疑問です。
福島原発事故の後、映画「チェルノブイリハート」を観て、その悲惨さに驚き、事故後には終息が無い事、人体、特に子供たちの身体に大きな影響がある事に気付かされ、原発の稼働には慎重さが必要なんだと感じました。

秒進分歩で刻々と 技術開発が進んでいる世の中です。
早く、安全でクリーンな電力源が生まれることを願うばかりです。

日本の中にあって未だ新幹線も通らず、自然豊かで、山の幸、海の幸に恵まれた山陰。
また、過疎化や高齢化という点においては、最先端をいっている地域。

抗いきれるものではないけれど、この厳しいけれど美しいこの地がいつまでも安心して住める場所でありますように・・・・・・と祈る一日となりました。

また、こんな会がある事も知りました。参考にどうぞ!!


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