アトピーとマクロビオティック― その5

アトピー克服をめざすちーちゃんは、お盆の後、きょうこ先生の病院漢方 松江駅前クリニックで2回の診察を受けました。
ここにきて、顔も足も身体全体がすごい排泄状態で赤く湿疹がでたように
なってきていました。
本人も痒くて夜も目が覚めてしまうほどだと、少し弱気になっていました。
夏になり、食事なども陰性のものがどうしても口に入るため、よけいに
排泄がすすんでいるかもしれません。
特に足のかかとは、皮膚がこすれて、じくじくと赤い身がでている状態でした。ばい菌が入っているのではないかと本人はとても心配していました。
きょうこ先生の指示でちーちゃんのかかりつけの外科の先生の所に行くことになりました。
私も、膿んでいたらととても心配だったのですが、後日、外科の診察後のちーちゃんからこんなメールが届きました。
『木曜日に、いつも診てもらっている先生に診察していただきました。
化膿などはしていないけど、傷の回りにある固い皮が治りの邪魔をしているとのことで、今日もう一度行って足を濡らしながら皮をはいでもらいました。
とてもきれいになりましたよ。
薬が効いているようで真っ赤になっていたところも治ってきているので安心です。
来週の金曜日もう一度行き診てもらいます。
日々いろいろあるけど、慌てず騒がず気を楽に受け入れていきたいです。
顔はホントに白くなりましたよ! 』
娘もそうでしたが、アトピーの人は肩に力が入っていて、便秘がち、頑張り屋さんで、そして、少し頑固な人が多いような気がします。
長い間のアトピーとの闘いがそうさせるのかも知れません。
リンパマッサージのときにお腹に触ると、たいていカチコチ状態です。
腸が動いていないんですね。
おへその下のリンパ節をゆるめてあげると、腸が動き出します。
アトピーの人は、腸が弱くて便秘になることも多いようです。
マクロビオティックで玄米を食べると、腸が活性化して免疫力が上ります。
玄米は、身体に入ると多糖体に変ります。多糖体は、糖の分子が葡萄の房のように連結していて(連結にはミネラルが必要です)、ゆっくりと燃焼分解されるため、小腸に届くのです。
善玉菌のえさとなる糖が腸まで届くことで、腸が活性化し免疫力があがります。

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ちょこっと横道:
夫はこのお蔭で、長年苦しんできた腸過敏症を克服しています。
玄米を食べない日が続くことがあると、また後戻りです。
玄米を食べ続けている限り、腸過敏捷の症状がでることはありません。
レトルトなどではなく、ちゃんと炊いた玄米が有効です。

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きょうこ先生は、症状がひどいときにはステロイドも使っていいからとおっしゃいます。
ステロイドも少しずつ弱いものに変えながら使うのを止めていく、ステロイドの量を減らしながら使うのを止めていく・・・・・
というステロイドとの決別にもその人に合わせた方法をとったら良いとおっしゃいます。
また、ステロイドは湿疹のでているところ全体に塗るのではなく赤い湿疹の中心に、その湿疹からはみ出ないようにちょこんと塗ってあげるだけでいいそうです。
湿疹のでていないところまで薬を塗ってしまうと、せっかくの正常な皮膚の成長を妨げてしまうそうです。
薬の塗り方も十分に気をつけてした方がいいんですね。
私は父を肺繊維症で亡くしました。
父はステロイド剤を投与されていて、半年以上は使用できないとお医者様に言われていました。
そのため、私のステロイドに対するアレルギーは消えることがありません。
娘のアトピーにステロイドを使用しなかったのもそのためでした。
あれから、医学は各段に進歩しているので、現状はわかりませんが、できれば、使わない方向が良いということは思います。
ちーちゃんのアトピーとの戦いはまだまだですが、これからもレポートしていきたいと思います。
今日もまたきょうこ先生の診察日です。
後日、ブログで経過報告したいと思います。

『THE マクロビオティック』より
椿油
アトピー皮膚炎などの皮膚の症状に。
純正な椿油を直接患部の肌に塗ると、皮膚のアレルギーによるかゆみ、ほてり、赤みが解消する。
番茶湿布
アトピー性皮膚炎などのかゆみ、結膜炎、ものもらいなどの眼病に。
番茶を沸かして、木綿のタオルをお茶に浸して絞る。
室温にさめたら患部に当てて数分もしくは症状が和らぐまでおく。

今日もたくさんの素敵な方たちとの出会いに心から感謝です。

アトピーとマクロビオティック― その6

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