基本は一汁一菜

マクロビオティック

7/7(日)は、マクロビクッキングスクール大阪校でクシマクロコースの上級を学びました。来月で上級も終了です。
「このクラスは、ほんまに熱心なクラスや」と中先生がよくおっしゃるほど皆さんが熱心に学んでいらっしゃるクラスに入れていただき、皆さんと親しくなるにつれ、来月で終了というのが寂しくなります。
この寂しさは、秋まで続くティーチャーコースの受講で補いたいものです。
今回は、「ガンについて」の講義でした。ガンと地球や環境との関係についても興味ある講義でした。中先生のお話はいつも面白くて時間があっという間に過ぎていく感じです。
お料理は、お豆腐のキッシュがメインでした。
陽性のキッシュです。
陰性のキッシュです。
麺を使ったサラダ。
夏用にコーンを入れた玄米ご飯。
中級(自分の身体について学びます。陰陽五行と臓器の関係。その臓器を助けるためのお料理。)は、マクロビオティック本来の食養生のお料理で、地味でしたが身体にはとても優しいお料理でした。
上級(病気について学び、エネルギーの調整を考えてのお料理)は、いろいろアレンジできて、いつもパーティ料理のように華やかで、いざ頂くときには皆でついはしゃいでしまいます。
前回もそんな状況の中、美恵先生がいらっしゃって、お話くださいました。
お料理もバランスを大切にすること。華やかなお料理にばかり走らないこと。
基本は一汁一菜または一汁ニ菜までであること。
久司道夫先生は、「理想は一汁一菜」とおっしゃっているそうです。
私もすっかりおしゃれなお料理にはしゃいでいたのですが、そのお話を聞いてなぜか安心しました。
自分の身体、細胞をきれいに保っていくには、やっぱり久司先生のおっしゃる
「理想は一汁一菜」に漬物、梅干しが一番いいように思います。
これは、私の体験上の感想です。
でも、夫や家族のためには、おしゃれなお料理も必要ですが・・・・。
昨日紹介した私のお料理について、嬉しい感想メールを頂きました。
『マクロビ料理と言うと難しく考えがちですが、北村さんの料理を拝見させて
いただき、新鮮な素材でシンプルに調理する事が基本と言う事を学ばせて
いただきました ホクホクのごぼう本来の味にも驚かされました
身体に良い食事をしたと言う気持ちで次の日の朝はいい目覚めでした』
(ちなみに、「ほくほくのごぼう」ですが、間引きごぼうを素揚げしてお塩をふってお出ししました。)
漁師さんが釣りたてのお魚を船の上でさばいて、塩水やほんの少しのお醤油で食べるのがおいしいといわれるのと同じで、野菜も採りたてを素材に相談してさっとお料理してほんの少しの自然の味の調味料で味付けして食べるのが一番おいしい気がします。
それを、分かっていただいたようで、ほんとうに有りがたいなと思いました。
父がいつも言っていました。
「とれたての野菜を精氣ごと食べること。冷蔵庫に寝かせた精氣のなくなった野菜ばかり食べてはいけない」と。
久司道夫先生は、「都会は環境が悪くなっているから、だからせめて良い環境で取れた食材を身体に取り入れてください」と。
イー・ウーマンの佐々木かおりさんと久司先生の対談 は、少し前のものですが、私は大好きで時々読み返しています。
健康な身体は、健全な環境で作られた食材を自分の身体に取り入れることで作られていくということですよね。
そんな安心安全な食材がもっともっと提供できるよう頑張りたいものです。

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